7つの輝く湖と世界遺産があるブルガリアの「リラ国立公園」

リラの7つの湖の全景
photo by George Palov

「リラの7つ湖」はブルガリアで最も迫力のある絶景の一つ。その名の通り様々な形の7つの湖が連なっています。すべて氷河が作りだした傑作です。特に夏の時期は空の青さが湖に映り、その美しさは息をのむほどです。

 
リラの7つの湖_涙
photo by Dido3

湖にはそれぞれ素敵な名前が付けられています。標高が最も高い場所にあるのがСълзата(サルザタ湖)。その意味は「涙」。名前の由来はその透き通った水にあるそうです。標高2535メートルの所に位置しています。

 
リラの7つの湖_目
photo by Sasho Popov

その下にあるのはОкото(オコト湖)。その名が意味する「目」のような楕円形の形をしています。深さは37.5メートルもあり、深い藍色がひと際美しい湖です。この湖でダイバーによる調査が行われたこともあるそう。

 
リラの7つの湖_腎臓
photo by Yavor Shopov

上から3つ目の湖は「腎臓」を意味するБъбрека(バブレカ湖)。その名の通りの形をしていますね。

 
リラの7つの湖_ふたご
photo by Sasho Popov

その下の湖はБлизнака(ブリズナカ湖)。「ふたご」を意味しています。砂時計のように真ん中がくびれた形しており、夏にその部分の水が干上がると、2つの湖になることからそう呼ばれるようになりました。
 

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