世界遺産とアートが融合する「ロンドン・テムズ川」リバーサイド散策

テートモダンphoto by www.expedia.co.jp

ロンドンは美術・芸術の街としてとても有名です。テート・モダンもそんなロンドンのアートを支える一つとなっています。元々は発電所だった建物を美術館として復活させ、現代アートのギャラリーとして客を集めています。入場無料で楽しむことの出来る場所なので、テムズ川を訪れる際は是非足を伸ばしてほしいスポットです。
ロンドンにはテート・モダンの他にも無料で入ることの出来るアートスポットがたくさんあり、中では学生たちが模写を行っていたりします。
また、何気ない街角のレンガの壁に絵がかいてあったり、ビル一つ一つをとってもモダンで斬新なものが多かったりします。そんな日常の風景がオシャレなアートの街ロンドンを作り出しているのだと、改めて感じることが出来ます。歩くからこそ見えるロンドンを楽しんでもらいたいです。

ミレニアムブリッジphoto by 4travel.jp

テート・モダンのちょうど目の前から川を渡って北側のセント・ポール大聖堂に向けて、近代的な橋が架かっています。ミレニアムブリッジです。ミレニアムブリッジは名前の通りミレニアムを記念して架けられた橋で、Y字型の橋脚が特徴的な真っ白い綺麗な橋です。ここは歩行者専用の橋となっています。

セントポール大聖堂photo by www.expedia.co.jp

王室と関係が深いウエストミンスター寺院に対し、市民に愛されているのがセント・ポール大聖堂です。604年に建てられて以降何度も焼失してきましたが、その度に再建築され、今建っているものは1708年にバロックと古典的なスタイルが融合した、高さ111.3メートル、全長157メートルの巨大な白亜の教会です。教会前の広場には、銀色の球体のオブジェがいくつか点在しています。そこにセント・ポール大聖堂が映り込んでおり、新たなアートを生み出しているかのようです。

バラマーケット ショップバッグphoto by www.myushop.net

ミレニアムブリッジを再度渡って南側に戻って小道にそれると、木曜~土曜限定で開かれるバラ・マーケットがあります。様々な食のスタンドが並ぶランチスポットとしても有名なグルメマーケットです。オーガニック食材等も豊富に並ぶため、健康志向のロンドン市民に人気のおしゃれなうまいもの市です。バラ・マーケットに一歩足を踏み入れると、まるでロンドン市民になったかのような気分でお買い物を楽しめますよ。

タワーブリッジphoto by www.expedia.co.jp

テムズ川沿いを西に向かってさらに歩き進んでいくとロンドン市庁が見えてきます。その目の前には誰もが知っているロンドンのシンボル、タワーブリッジがあります。タワーブリッジは2つの塔から成る橋なのでその名をつけられました。また現在も稼働している跳ね橋で、ネオゴシック様式のデザインはロンドンの景観を損なわないように配慮されてのこと。日本の京都と考え方が似ているかもしれませんね。

おすすめの記事