世界に名高い三ツ星シェフが手がけるフレンチ・アジアン「JEAN-GEORGES TOKYO」

JEAN-GEORGES TOKYO

103615_01
photo by restaurant.ikyu.com
東京・六本木ヒルズ。ビル群を抜けたけやき坂の中ほどに、有名レストランガイドで一ツ星を獲得したレストラン「ジャン・ジョルジュ東京」があります。
 
店名にもなっているオーナーのジャン・ジョルジュ氏は、世界で最も有名なシェフの一人。提供される料理は、彼自身が世界を渡り歩いて修行、体得し、創り上げたフレンチ・アジアン料理です。
 
103615_02
photo by restaurant.ikyu.com
彼がいかに優れたシェフであるかは、その経歴を見れば一目瞭然です。
 
フランス、アルザス地方のストラスブールで生まれ育った彼は、シェフのポール・エーベルランの弟子としてオーベルジュ・ド・リルの体験学習プログラムから修行をスタート。
 
その後、南フランスのミシュラン三つ星レストラン『ロアジス』で、その後三ツ星シェフとなるポール・ボキューズ氏やマスターシェフのルイ・ウーティエ氏らと共に働く幸運に恵まれます。
 
その後、アジアに赴いたジャン・ジョルジュ氏が腕を振るったのは、世界三大ホテルのタイ・バンコクにあるオリエンタルホテル、シンガポールのマンダリンホテル、香港のマンダリンホテル。アジア各国でハーブ・スパイスの使い方を身につけました。
 
103615_03-1
photo by restaurant.ikyu.com
東アジアのエキゾチックで芳しい味に魅せられたジャン・ジョルジュ氏は、従来のフランス料理のミートストックや生クリームから離れ、野菜の水分やフルーツのエッセンス、ライトブロス、ハーブのビネグレットソースなどで代用。味わう人に強烈な風味と質感をフィーチャーすることに成功しました。
 
彼はついにフレンチ・アジアンという誰も食指を伸ばしていなかった分野のシグネチャー・キュイジーヌ(オリジナル特製料理)を完成させたのです。
 
彼の料理に対する先見性は、料理業界のスタンダードまで変え、食事のスタイルにも革命をもたらしました。アメリカ・ニューヨークの旗艦店は、ミシュラン三ツ星を獲得してます。
 
103615_03
photo by restaurant.ikyu.com

東京店では東南アジアやインドのハーブ・スパイスに、和の食材のエッセンスを取り込んだ革新的で独創的な料理の数々を味わうことができます。
 
エントランスをくぐると、吹き抜けになっている天井の高さが訪れる人々の心を開放します。来客が次に視線を釘づけにされるのが、2階の吹き抜けに達する須藤玲子氏による軽やかな布の彫刻です。
 
103615_06
photo by restaurant.ikyu.com
内装を手がけたのは、売れっ子プロダクト・デザイナーのグエナエル・ニコラ氏。1階に長く重厚に横たわっているのは、ゴージャスな総大理石のカウンター14席。ここで毎晩1席ごとに、ジャン‐ジョルジュ氏の独創的な品々からなるコース料理「おまかせ懐石」が提供されます。
 

席に着くと、その日、築地市場やその周辺地域から仕入れられた最も新鮮で旬のシーフードが並んでいるのを見ることができるでしょう。目の前で次々に美しく創られていく臨場感もまた、食事の楽しみにプラスアルファを与えてくれます。
 
103615_05
photo by restaurant.ikyu.com
そして階段をのぼっていくと、2階に広がっているのは、けやき通りを見渡すスタイリッシュな隠れ家のような空間。そこに、相手の顔が見えるテーブル20席があります。
 
エルベ・デスコット氏による完成されたライティングが、砂岩と黄褐色のウォッシュトウッドと味わいあるレザーの微妙な色調を浮かびあがらせ、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。そこでゆっくりとコースやアラカルト料理を楽しむことができるのです。
 

ある日のディナーコースメニューを紹介すると――。
 
103615_07
photo by restaurant.ikyu.com
前菜は、エッグトーストのキャビアとハーブ乗せに、ホタテのカルパッチョのシービーンズ、チリ、ハーブ風味。フォアグラのブリュレとサクランボと柚子のマーマレード。
 
103615_08
photo by restaurant.ikyu.com
メインの魚料理は2品。真鱈のスチームのレモングラスとトマトコンソメソースの本シメジ添え。オマール海老のスチームは、ズッキーニとジロール、柚子ビネグレットで。
 
肉は、仔鳩のスパイス焼き。グリンピースとナスタチウム、ビネグレットが添えられています。
 
103615_09
photo by restaurant.ikyu.com
デザートは、チュイニー(生チョコ)、チョコレートメレンゲをチェリーのバリエーションでと、目にもお腹もきっと満足するはず。
 
103615_10
photo by restaurant.ikyu.com
素晴らしい料理を挟んで、大切な方との語らいも弾みます。
 
カウンター席とテーブル席、趣きが異なる贅を尽くした旬の料理。1人でも、大切なお相手とみなさんでも。口にした“ご褒美”料理の数々は、きっとあなたに鮮やかな感動を与えることでしょう。
 
JEAN-GEORGES TOKYO(ジャン ジョルジュ トウキョウ)の予約・口コミ・詳細情報はこちら
 
 
 
記事提供・協力:一休.comレストラン
 
■基本情報
店  名:JEAN-GEORGES TOKYO(ジャン ジョルジュ トウキョウ)
ジャンル:フレンチアジアン
住  所:東京都港区六本木6-12-4 六本木ヒルズ けやき坂通り1F
アクセス:東京メトロ日比谷線 六本木駅より約5分
予  算:ランチ 4,500円~ ディナー9,500円~

おすすめの記事