観光が“ついで”になる本格鎌倉フレンチの代表格「Restaurant Michel Nakajima」

わざわざ鎌倉に出かける。東京都心から1時間ちょっとで行ける小旅行。 そして、鶴岡八幡宮や鎌倉大仏の観光のついでではなく、わざわざ食事をすることをメインに出かけて行っても後悔をしない、そんな素敵で静かなレストランが鎌倉にあります。 “鎌倉フレンチ”という言葉を定着させ、専門誌で星を獲得したと言えば、異存を唱える者はいないでしょう。

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photo by restaurant.ikyu.com
JR鎌倉駅の西口からまっすぐ伸びる一本道。自然豊かさが実感できる風景を両サイドに、川端康成の『雪国』や松本清張の『天城越え』を思わせる風情あるトンネルをくぐり抜けると、左手に白いタイル貼りの建物が見えてきます。金色のプレートのある扉の店が、『レストラン・ミシェル・マツモト』です。
 
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photo by restaurant.ikyu.com
ドアを開けると、広がっているのはまるでオアシスのような空間。白を基調とした洗練されたインテリアが清々しさを際立たせています。アンティーク家具を配したり、シンプルながら随所にこだわりが感じられます。
 
窓外の緑が、外を歩いていたときとは別空間のように、安らいだ印象を与えてくれます。料理を手がけているのは、中嶋秀之シェフ。現・東京ドームホテル総料理長の鎌田昭男氏に師事し、ホテル西洋銀座フランス料理パストラルに入社。
 
在ミュンヘン日本国総領事館公邸料理人として渡独後、『タントリス』(二ツ星)や『ハインツ・ヴィンクラー』(三ツ星)などのレストランで研修し、3年半後に帰国。05年にこの『レストラン・ミッシェル・ナカジマ』を開店しました。
 
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photo by restaurant.ikyu.com
わざわざ鎌倉を選んで開店した理由は「すべてはお客様の喜ぶ顔が見たいから」と中嶋シェフ自身が語っています。
 
レストランの生命線は食材に尽きます。鎌倉にはみずみずしい鎌倉野菜があり、湘南をはじめ、全国の産地から新鮮な魚介類がすぐに集まるという好立地。落ち着いた空間でくつろぎながら食事を楽しんでいただきたい、というシェフの理想に、鎌倉はピッタリな土地だったわけです。
 
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photo by restaurant.ikyu.com
メニューはコース料理のみ。前菜からメイン、デザートに至るまで、地物の食材をふんだんに使った料理が展開。しかも、すべての料理を、お客様自身のチョイスで決めていく嬉しいサービス付き。特に女性に評判の高い内容となっています。
 
席につくと、真っ白なテーブルクロスが、気分をより清らかに高めてくれます。季節ごとに変わるコースメニュー。ある日の6品のコースを紹介すると――。
 
~Entrée premier~、1皿目の前菜は3品の中から1品。
鰻のグリルとフォアグラのプレス ソースマスタードドゥース きの子のグレッグとバルサミコ酢のエッセンス、もしくはウニのサバイヨン(ムース) オマール海老とコンソメゼリー添え、もうひとつは「本日の前菜」から選べます。
 
家族や友人と全種類を頼んでシェアして食べるのも、楽しいひとときですね。
 
~Entrée Seconde~、2皿目の前菜は肉か野菜かの選択です。
トランペット茸入り魚のムースとリー・ド・ヴォー(仔牛の胸腺の部位肉)のムニエール。または、シェリーヴィネガー風味の焦がしバター プティオニオンのキャラメリゼ。
 

~Soupe~、スープは毎日変わります。
この日はクリーミーな味わいがあとを引くカボチャのスープかアスパラガスのスープ。夏にはビシソワーズなどの冷製スープの日もあるそうです。
 

~Poisson~、魚料理も仕入れに合わせて日替わりで。
この日は、長崎産れんこ鯛のポワレ。またはヘダイのソテー、つぶ貝のガーリックソテー・ハーブのソース。れんこ鯛もへだいも、ちょっと聞き馴れない魚の名前が続きます。どちらも、たんぱくな白身魚です。つまり、ソースが物を言う料理です。
 
れんこ鯛のほうは、ポワレと言っておきながら、薄ピンク色の皮は揚げたようなカリカリの食感。ブラックオリーブソースが風味をよく引き立てています。一方のへだいも、焼き加減はれんこ鯛とほぼ同じ。外側がパリパリで中はジューシー。つぶ貝のコリコリとした食感も食欲をそそります。
 

~Viande~、肉料理は、ニュージーランド産仔羊背肉のロースト、黒コショウ風味。
 
~Dessert~、デザートは4品の中から1品のチョイスです。
①オレンジ風味のクレームブリュレ、グランマニエのアイスクリーム添え。軽いムースショコラのカシスを重ねて。
②ホワイトチョコレートのアイスクリームとパイ・ユフォンティーヌ。
③キルシュ風味のパイナップルとクリームを挟んだダックワーズ(アーモンド風味のメレンゲを使った焼き菓子)。エスニックな香りのフルーツソースとバニラアイス。
④フランス産栗のパイ包み焼き、バニラアイスクリーム添え。これは500円のプラスになります。
 
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photo by restaurant.ikyu.com
これに、食後のお飲物とプティフールがつきます。
 
食材同様、良質のワインも国内外から広く届けられています。彩り豊かなお料理と共に、ワインの深みのある味わいもぜひお楽しみください。
 
贅沢な空間で味わう至福のひとときはあなたをリピーターにさせるはず。鎌倉の四季おりおりの風情の移ろいとともに、旬を食す、その味わいをぜひあなた自身の舌で実感してみてください。
 
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■基本情報
店  名:Restaurant Michel Nakajima(神奈川・鎌倉)
ジャンル:フランス料理
住  所:神奈川県鎌倉市常盤648-4 スカイ鎌倉1-1F
アクセス:■JR線 鎌倉駅 … 西口 徒歩25分
 
記事提供・協力:一休.comレストラン


 
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