ココ・シャネルやヘミングウェイも定宿にした「ホテル・リッツ・パリ」

ホテル・リッツ・パリ Hotel Ritz Paris


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フランスの首都、花の都パリ。
その中でも絢爛豪華なお店が軒を連ねるエリアとして名高いのが、パリ1区にあるヴァンドーム広場です。

そしてそのヴァンドーム広場の建造物の中でも、ひときわ存在感と威容を誇っているのが「ホテル・リッツ・パリ」です。


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昼間でもまばゆいパリのヴァンドーム広場ですが、夜になると宝石のような輝きを見せてくれます。

「ホテル・リッツ・パリ」のエントランスも、落ち着いた温かみのある照明でどこか帰ってくる安らぎを与えてくれるものです。

 

ホテル・リッツ・パリの客室


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客室は全159室。特別スイートは全部で11室。

ホテル・リッツ・パリには多くの著名人も宿泊をしており、彼らが宿泊をしていたのが「スイート・アンペリアル」です。このお部屋はそれ自体がフランス政府により歴史的建造物の指定を受けました。

スイート・アンペリアルは2階にあり、2つの寝室、壮大な居室、食堂とからなり、 スイートの高さはなんと6メートル。大きなシャンデリア、ヴァンドーム広場を見下ろす窓、その窓の間にバロック調の巨大な金縁の鏡、赤と金のファブリック、ヴェルサイユ宮殿にあるマリー・アントワネットの寝室のものと同じ4本支柱のベッドなどの特徴です。

代表的な著名人といえば、ココ・シャネルやヘミングウェイがいますが、とりわけシャネルはここを定宿としていました。そして忘れてはならないのが、ダイアナ元イギリス皇太子妃です。彼女が死ぬ直前に滞在していたのが、このホテルなのですから。

 

ホテル・リッツ・パリのレストラン


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レストランで有名なのがミシュラン2つ星に輝く「レスパドン」です。

「レスパドン」というのは、メカジキの意味ですが、これは釣り好きで知られたシャルル・リッツによってつけられた名前です。「レスパドン」は世界的に有名なレストランであり、隣接する「リッツ・エスコフィエ料理学校」で学ぶ野心的なシェフを世界中から引きつけています。

 

ホテル・リッツ・パリのバー


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ホテル・リッツ・パリには、リッツ・バー、バー・ヴァンドーム、バー・ヘミングウェイ、バー・ピシーヌの4つのバーがありますが、中でも特に注目なのが「バー・ヘミングウェイ」です。

このバーは、ヘミングウェイにささげられたバーです。ここで生み出されたといわれているカクテルが、「ブラッディー・マリー」です。

1921年から1947年に死去するまでの間、ヘッド・バーマンを務めたフランク・マイヤーが生み出した「レインボー」もぜひご賞味あれ。


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バー・ヘミングウェイが夜専門なのに対して、「バー・ヴァンドーム」は朝食やアフタヌーンティーも提供しています。特にアフタヌーンティーはパリの上流階級の人々に人気が高いです。

バー・ヴァンドームは、豪華な木製家具とグランドピアノを備えいて、夏の数か月間は、ドアは庭やテラスに向けて開放されているので、清々しい気分でアフタヌーンティーを楽しむことができます。

 

ホテル・リッツ・パリのプール


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もちろんリッツにも、プールがあります。リッツ・ヘルスクラブは、パリの宮殿ホテルの中で一番大きな水泳プールを誇り、大きさはなんと1,700立方メートル。

「パリ最上級の室内プール」が、そのキャッチコピーで、プールは古代ギリシア・古代ローマの公衆浴場風の内装で、天井のレリーフ、ジェット水流、水中に流れる音楽が特徴的。

ヘルスクラブでは、リフレクソロジーやスウェーデンマッサージ、指圧等のトリートメントを受けることができます。

 

パリでの滞在を優雅に彩る「ホテル・リッツ・パリ」


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世界で最も豪華で評判の良いホテルの1つに数えられていた「ホテル・リッツ・パリ」ですが、更なる飛躍のために現在リニューアルを行なっています。ぜひ2016年のリニューアル後には必ず滞在してみたいパリを代表するホテルです。

 

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