まるで天国への扉のようなこちらのゲートは、スイス南部のティチーノ州・ルガーノ湖畔にあるもの。ティチーノ州は地理的にも歴史的にもイタリアと縁が深く、スイスで唯一イタリア語が公用語とされています。
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こちらはイタリアにまたがる湖・マッジョーレ湖畔にあるアスコーナという町。スイスと言えば雪山、酪農などのイメージが強いかと思いますが、ティチーノ州はヤシの木が生えている風景も見られるほどの南国リゾート地なんです!
ティチーノ州は、スイスに11ある世界遺産のうち2つを擁しています。ひとつは世界自然遺産のサン・ジョルジョ山。イタリアとの国境にあたる州南部・メンドリジオット地方に位置するピラミッド型の山で、およそ2億3000万年前の化石が発掘されたことから価値を認められ世界遺産に登録されたそうです。
もうひとつの世界遺産は、ティチーノ州の州都であるベリンツォーナにある文化遺産「3つの古城と街を囲む城壁」です。「カステルグランデ」「モンテベッロ」「サッソー・コルバーロ」という3つの古城と城壁は、現存する貴重な中世の城壁モデルとして高く評価され世界文化遺産に認定されています。
photo by Sotheby's International Realty Affiliates LLC
四季折々の自然が楽しめるのもティチーノ州の魅力!秋にはこんな紅葉も見ることができます。
スイスらしい街並みとアルプスの山々、イタリアの影響を受けた南国リゾートの雰囲気を併せ持つティチーノ州。この陽気を体感しにいつかは行ってみたいですね!