10代〜60代の100人に聞いた「旅にいきたくなる本」第一位発表

はじめに – 旅にいきたくなる本アンケート概要

アンケート回答者について
調査方法:ウェブ上でのアンケート(クラウドソーシングサイト)
調査日:2019年
対象人数:100人
国籍:日本
性別:男性・女性
》アンケート内容(性別/年齢/旅にいきたくなる本/理由)

旅に行きたくなる本、圧倒的票差の第一位は「深夜特急(沢木耕太郎 著)」

10代〜60代と年代の異なる男女100人に聞いた「旅に行きたくなる本」アンケート、票が大きく割れましたが圧倒的に票を集めた堂々の第一位が「深夜特急(全6巻)」でした。

その選定された理由をご紹介します。

30代・男性
もう20年近く前に大沢たかおさん主演でドラマ化がされており、そのドラマを見た時からとても旅に憧れてしまい、是非、小説も読んでみたいと思ったのが読んだきっかけです。

30代・女性
タイトルも興味を引くものだった事や、本の表紙のデザインも読みたくなるようなものだったのが最初の印象です! なぜ、旅をするのか、なぜ旅がしたいという気持ちになるのか…と夢中で読み進めてしまいました!

40代・女性
27歳の青年がインドからイギリスまで安いバス旅行をする様子にハラハラします。お金のない中で、野宿や賭博など自分には経験できないことを通して、若者の危うさ、素晴らしさ、自由や孤独を学べる名著。歳を重ねて読み返しても、青春時代がよみがえってきて、今すぐにでも旅にでかけたくなる作品です。

30代・女性
インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く。一年以上にわたるユーラシア放浪が、いま始まった。いざ、遠路2万キロ彼方のロンドンへ行くというのが旅ぽいかなと思いました。

50代・男性
パックパック一つ、しかも一人で様々な国を旅する主人公の姿に憧れを感じます。自分ではなかなか出来ない経験ですが、物語を読み主人公と自分を置き換えることで、実際に旅をしている感覚を得ることが出来ます。

40代・女性
1980年代に書かれた筆者自身の経験に基いた紀行文になります。筆者の海外での体験や思いがリアルに伝わってきて、今もこの本を読み始めると気持ちが高揚します。筆者が歩いた国の匂いや熱気を感じられるような一冊です。

40代・男性
もともと旅をすることが大好きで、時間を見つけては電車やバスを利用して国内旅行に出かけています。 ふと本屋で本を探していた時にこのタイトルを見て心が躍るようなワクワクした高揚感があり読んでみたところデリーからロンドンまで乗り合いバスで旅をするという物語に自分自身もこういう旅をしてみたいと思いました。

その他の得票作品紹介

票が割れた今回のアンケートですが、2票以上を集めた他の作品と選出理由も合わせてご紹介します。

WORLD JOURNEY(高橋歩 著)

30代・女性
世界一周という、多くの人が憧れることをサラリとやってしまう内容に、「世界一周は無理でも海外一人旅くらいはできるかな?」と一歩踏み出す勇気が持てる本なので、選びました。 著者が奥さんと世界一周旅行で体験した記録の他、色々な人の旅の予算、持っていったもの、失敗談などが記載されていて、パッケージツアーでない旅の、楽しさや大変な部分がリアルに伝ってきます。

30代・女性
学生時代に世界一周がしてみたくなり、本屋でふと手にした本です。具体的な世界一周の方法が書いてあり、この本をきっかけにバックパッカーになりました。今でも私のバイブルです。

ことりっぷ(昭文社 旅行ガイドブック 編集部)

30代・女性
書籍のざらざらした紙質がまず落ち着きを感じます。紙質のせいもあってか、写真も一枚ずつ落ち着きのある上品な見栄えがする感じ。内容もまとめ方が健気でかわいらしく、ボリュームも込みで全体のセンスがいい。旅への期待感が高まります。

40代・女性
「ことりっぷ」のシリーズはどれも可愛くて、旅先で広げても恥ずかしくないのが一番好きな理由です。 「るるぶ」や「まっぷる」も情報量が多く、地図も見やすくて良いなとは思うのですが・・・。あれを持って旅したくはないです。最近のことりっぷは海外シリーズも出ていて、まだ行ったことない所も、見ていると旅したくなります。

今日も世界のどこかでひとりっぷ(福井由美子(ひとりっP))

20代・女性
海外ひとり旅歴25年の著者が、今までに訪れた諸外国への旅の実体験をもとに、気軽に海外旅行ができるということを普及啓発するために書かれたムック本。 通算350回以上の旅の中で撮られた数々の素敵な風景や美味しそうな食べ物の写真とともに、具体的に何をどのように備えておけばいいかまでしっかり書かれていて、旅がしたい気分になりました。

30代・女性
女性のひとり旅が決して難しくないこと、具体的な荷物の中身やあると便利なアプリなどを詳しく説明してくれている。 自身の撮った写真、体験談などがとてもおもしろおかしく書かれていて、旅の参考書、ふつうの読み物としてもとてもおもしろい。 第3弾まで出ているが、どれも漏れなく良い。

心がほどける小さな旅(益田ミリ)

20代・女性
ページ数はそこまで多くないものの、とても心穏やかになる本です。 旅をして、いつも社会の荒波に揉まれる生活を抜けて、ゆっくり穏やかな心を持って旅をする旅のエッセイで、季節や気分に合わせて旅のことが書かれているのでとてもオススメです。

20代・女性
私が病んでいる時や元気が出ない時に読むと、疲れていて何もしたくない時でも「どこかに行ってみよう!」と前向きな気持ちにさせてくれる本だからです。文章はもちろんですが、写真や可愛いイラストがあって見ていて心が癒されます。
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