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1.サグラダファミリア-バルセロナ
photo by www.dailymail.co.uk
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サグラダファミリアは、世界遺産の中で19世紀から20世紀にかけて活動したカタロニア出身の建築家アントニオ・ガウディの作品群の一つとして有名です。バルセロナのサグラダ・ファミリアは未完の状態でしたが、2005年に世界遺産として登録されました。イエス・マリア・ヨセフの聖家族に捧げる教会として1882年に建設が始められ、ガウディの死後80年以上経過した今も建設が続けられています。
2.アルハンブラ-グラナダ
photo by www.vivegranada.es
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アルハンブラは、世界遺産ではアルハンブラ宮殿(イスラム建築の最高傑作とされる中心となる王宮殿)・ヘネラリフェ(王族のための夏用の離宮)・アルバイシン(グラナダ市で最古の地区とされるイスラム教徒のための居住区)の3か所が登録されています。宮殿は8世紀からイスラム圏に支配され、15世紀キリスト教徒により奪回されて後スペイン王朝が支配したという栄枯盛衰の物語があり、訪れた人は壮大な歴史の雰囲気を感じることが出来るでしょう。
3.メスキータ-コルドバ
photo by www.laotraandalucia.org
アンダルシア地方のコルドバのメスキータは、1984年に世界遺産として登録されています。古代にはローマ帝国の植民地として栄え中世期にはイスラム王国が支配し、メスキータとはスペイン語でモスク-ひざまずく場所という名の通り、2万人以上の信者が祈りをささげたイスラム教の寺院です。
4コルドバ歴史地区-コルドバ
コルドバは、イスラム朝として栄えていた時代の影響が多く残っている歴史あるコルドバは1984年に世界遺産として登録されています。街の中心地区はイスラム色の濃いパティオ(中庭)に花々を飾って競う、毎年開催される5月パティオ祭りの時期がおすすめです。
5.サンチャゴ・デ・コンポステーラ大聖堂
サンチャゴ・デ・コンポステーラは、スペイン北西部ガリシア地方の宗教都市ですが、9世紀アルフォンソ2世により建造されたロマネスク様式の大聖堂は、1985年に世界遺産として登録されました。中世になってイスラム教徒により破壊され、一部ゴシック様式に変更して改造されたり、長い期間をかけて増改築が繰り返されて現在の仕様となっています。8300㎡という広大な敷地に様々な建築様式が複合して建てられた大聖堂は圧巻です。
6.サンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼の道
サンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼の道は、主にフランス各地からピレネー山脈を経由してスペイン北部を通る道で、日本の紀伊山地参詣道と並んで世界でも珍しい道が世界遺産となっています。巡礼者は毎年20数万人に上り、多くは徒歩で行きますが、途中の宿を泊まりながら世界各地から来た人々との出会いもあって、それもまた楽しいものです。
7.トレド
photo by en.wikipedia.org
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トレドは、スペインカスティーリャ=ラマンチャの州都で1986年に世界遺産に登録されました。中世時代西ゴート王国の首都でイスラム教・ユダヤ教・キリスト教と異文化が混在した都市です。スペインはどの都市も様々な民族が入り乱れ複雑な支配の歴史がありますが、街全体が博物館といわれるトレドは歴史的観点からだけでなくとも見どころがたくさんある興味深い都市です。