ザ・バックルーム・アット・ワン57 The Back Room at One57
マンハッタンでもひと際華やかな5番街57丁目から、西に2ブロック進むと見えてくるのが、カーネギーホールだ。世界中の音楽ファンが訪れるこのホールと通りを挟んで向かいに、「パークハイアット・ニューヨーク」がある。2014年にオープンしたばかりの、言わずと知れたデラックスホテルだ。
パークハイアットの新たなフラッグシップとも言うべき、このホテルの3Fにオープンしたレストラン・「ザ・バックルーム・アット・ワン57(The Back Room at One57)」は、トラディショナルなアメリカン・グリル・レストランだ。ダークブラウンのインテリアで統一された店内は、上品で落ち着いており、ゆったりと食事をするのにぴったりだ。
シーザー・サラダやタルタル・ステーキ、ロースト・チキンにリブアイ・ステーキといった、「いわゆる」アメリカ料理の他、月代わりの特別メニューは、レストラン内のオープンカウンターで盛りつけられ、テーブルにサーブされる。ベジタリアンメニューも用意されているのが何ともニューヨークらしい。
メニューの中でもトライしてみたいのが、「オン・ザ・ボーン」というコーナー。48日以上じっくり熟成されたリブアイやサーロイン、フィレ肉、ラムチョップは、そのジューシーさを充分に味わえるミディアム・レアでいただくのがオススメ。ウェイターのサービスもフレンドリーかつ行き届いており、さすがパークハイアットという気持ちにさせられる。
アメリカン・グリル系のレストランと言えば、ニューヨークでいくつもある。その中で、ザ・バックルーム・アット・ワン57はどちらかと言うと高めの価格設定の部類に入るかもしれない。安い店はダウンタウンに行けば見つかるかもしれないが、ここミッドタウンで、ジューシーなステーキを食べられる店として、是非覚えておきたいレストランだ。
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