リトル・パーク Little Park
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トライベッカと言えば、近年セレブリティがこぞって移り住み、カフェやレストランの新規出店が相次ぐ、マンハッタンの中でもオシャレなエリアとして再開発が進んでいる地域だ。このエリアにあるトンプソンホテル系列のブティック・ホテル、「ザ・スミス・トライベッカ」の中に、新レストラン「リトル・パーク」がオープンした。
「リトル・パーク」のエクスクルーシブシェフを務めるのは、「ロカンダ・ヴェルデ」などの有名店を手がける人気シェフ、アンドリュー・カルメリーニ。カジュアル・イタリアンや、伝統的かつ独創的なフレンチでニューヨーカーの舌をうならせてきたシェフがこのレストランのメニューに選んだのは、オーガニックな食材にこだわった、シンプルでヘルシーな料理の数々だ。
ブラック・ケールのラヴィオリやビートルート・リゾットなど、イタリアンをベースにしつつ、季節ごとの素材を全てのメニューでふんだんに使うというのが、このレストランにおけるカルメリーニのポリシー。ディナーメニューが高くても25ドルという、ニューヨークのトップシェフが手がけるレストランの中ではリーズナブルな価格で設定されているのもポイントが高い。
気鋭のインテリアデザイナーが手がけたレストランの内装はベージュを基調に、ポップなカラーリングのモダンアートが壁にアクセントを加えるというデザイン。ゆったりとした作りの全85席の空間は、それぞれのテーブルをランタンの光で彩られている。カルメリーニらのレストランチームは、ホテル内にムードのあるイブニング・バーもオープンさせており、そちらも注目だ。
2014年11月にオープンし、オープニングチャリティーイベントにはリブ・タイラーやスティング、マリオ・バターリ、ヘレナ・クリステンセンといった著名人の名前がリストに上がったことからも、このレストランの注目度は伺えることだろう。「チェンバーズ・ストリートとウェスト・ブロードウェイの間にある小さな公園」とカルメリーニが称するこのレストランには、ニューヨーカーに愛される要素が詰まっている。
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