ポートレート・フィレンツェ Portrait Firenze
中世、ルネッサンス誕生の地となったのが、花の都フィレンツェです。
街全体が美術館といわれているほど美しい街です。
フィレンツェはイタリア屈指の観光地でもあり、世界中から多くの観光客が訪れます。
市街中心部は「フィレンツェ歴史地区」としてユネスコの世界遺産に登録されています。
一人旅やカップルのみならず、ファミリーで訪れるケースも多いフィレンツェですが、ファミリー向けにもおすすめなのが「ポートレート・フィレンツェ」です。
2014 年 5 月に全面改修工事を完了していますので新しく綺麗なホテルです。
フィレンツェ空港より車で約20分、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅より徒歩約10分という好アクセスの場所にあります。
ポートレート・フィレンツェから徒歩圏内には、ヴァザーリの回廊やダヴァンツァーティ宮中世邸宅博物館、そしてサルヴァトーレ・フェラガモ博物館もあります。
ヴェッキオ橋からは30mという近さにあり、ヴェッキオ宮殿、シニョーリア広場へは徒歩約5分、 サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂へは約600mの距離です。
街の中心部にありながら、ホテルからの眺望も最高です。
エントランスをくぐると、イタリアではあまり見ないモダンで都会的ないすやテーブルがお出迎えしてくれます。
それぞれの調度品もとてもスタイリッシュで、かつとても機能的です。
さすがフェラガモグループのデザイナーズホテルです。
街のもっとも魅力的な場所で、豪華な別邸を思い起こさせるような落ち着きと静かさが得られます。
ホテルではスタッフがツアー / チケット案内、リムジン / タウンカー サービス、ランドリー サービス、宿泊者用パーキング (有料) を手配いたします。
有料の送迎サービスとして、空港送迎 (要リクエスト)、駅でのお迎えサービスをご利用いただけます。
近隣のフィットネス設備の利用無料なども備わっています。
公共エリアでは無線インターネット アクセスが利用できます(有料)。
ポートレート・フィレンツェの客室は、ファミリー向けのものがありますが、広さだけを見ますと「ポンテ・ヴェッキオ・スイート」が最も広いです。
その広さは120平方メートルで、ベッドルームは2室、それにリビングやテラスがあります。
窓からは、ポンテ・ヴェッキオの橋がよく見えます。
ユニークなアルノ川クルーズ(5~9月/有料、要予約)も提供しています。
客室はシンプルでスタイリッシュなイメージで統一されています。
内装を手がけたのは今注目の建築家、フィレンツェ出身ミケーレ・ボナン氏です。
寝室にはウォークインクローゼットがあるため、滞在中は自宅感覚で快適に過ごせます。
スイートにはエンターテイメントシステム(iPad、iPodドッキングステーション、薄型テレビ付)が備わっています。
すべての客室には、電子レンジ、冷蔵庫、食器洗浄機、エスプレッソマシンを備えた簡易キッチンがあります。
こちらがリビングルームです。
フィレンツェにまるで自分の部屋を持てたかのような感覚になります。
長期滞在者が多いのも頷けますね。
この客室には、ベッドルームだけでなくバスルームも2つあります。
しかもカッラーラ大理石でできているという贅沢さがたまりません。
バスルームにはバスローブ、スリッパ、デザイナーズバスアメニティが備わります。
設備の充実さをとるならば「ファミリー・2ベッドルーム・スイート」です。
広さも110平方メートルと十分ですが、ベッドルームは2室、バスルームは3つあり、最大4名まで宿泊可能です。
コーヒーメーカーも用意されており、キチネットもありますので、簡単な料理も振舞えます。
ポートレート・フィレンツェには、「カフェ・デル・オロ」があります。
まるでキッチン付のサロンとも言うべきその空間からは、ポンテ・ヴェッキオの橋がよく見えます。
ライトアップされたヴェッキオ橋を眺めながら素敵なディナータイムをお楽しみください。
フィレンツェは街中が美術館のようで観光名所がたくさんあります。
その中でもシンボルであるドゥオモは観光のハイライトでしょう。
クーポラはブルネレスキ設計として建築史上とても有名です。
ドゥオモは175年かけて建設され、屋上まで階段で登ることができます。
クーポラ内部に描かれたヴァザーリとその弟子作のフレスコ画『最後の審判』は必見です。
photo by www.musapietrasanta.it
絶対見逃せない珠玉コレクションが揃うウフィッツィ美術館。
メディチ家の財力を結集したルネッサンス美術のすべてがここにあります。
あの官能的なボッティチェッリの『春』もラファエッロの『ひわの聖母』もここで待っています。
美術館は2階と3階に分かれ、2階はダ・ヴィンチ、ミケランジェロらのデッサンと版画の部屋。
3階が絵画館となり、3つの廊下を挟み45の展示室が続いています。
さらに、ここから川向こうのピッティ宮までを結ぶヴァザーリの回廊があり、ダ・ヴィンチ、ティツィアーノなどの画家たちの自画像ギャラリーとなっています。
14世紀半ばに完成したドメニコ修道会の教会がサンタ・マリア・ノヴェッラ教会です。
黒と白の大理石をはめ込んだファサードの上部は、レオン・バッティスタ・アルベルティによるデザインです。
マザッチョの「三位一体」などを始めとした、有名芸術家たちの数々の作品を鑑賞することができます。
800年以上続いている世界最古の薬局といわれるサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局も有名です。
photo by www.museumsinflorence.com
フランシスコ会の世界最大の教会、サンタ・クローチェ教会です。
ミケランジェロ、マキアベリ、ギベルティ、ガリレオ ガリレイ、ロッシーニらがここに眠っています。
ジョットの「聖フランチェスコの生涯」など、ルネッサン期の壁画も観ることが出来ます。
また、ガッティ作の最後の晩餐は必見です。
中は結構広く、中庭とか別館とかありますが、ほとんどの人が気づかず素通りすることが多いようです。
素晴らしい絵画や中庭を堪能することが出来ますので是非見学することをお勧めします。
フィレンツェを優雅に満喫することができる「ポートレート・フィレンツェ」。ぜひフィレンツェに滞在する際は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?