7つの輝く湖と世界遺産があるブルガリアの「リラ国立公園」

リラ国立公園 Rila National Park

リラ国立公園の看板
photo by Steve Smith

東欧の国ブルガリア。その南西には、バルカン半島で最も高いリラ山脈(最高峰:ムサラ、2925 m)が横たわっています。そのリラ山脈の大部分は国立公園に認定されており、その急峻な山々と自然保護地域の絶景は多くの人々を魅了してきました。それがこの「リラ国立公園」です。

 
リラ国立公園の春
photo by Emil Rashkovski

リラとはトラキア語で「たくさんの水」を意味する言葉だとか。その名の通り、氷河の作用によって形成された氷河湖が120個以上もあり、バルカン山脈で最も長いマリツァ川、 イスカル川、メスタ川の水源地にもなっています。

 
リラ国立公園の馬
photo by Odyssea-In

その総面積は81.046ヘクタール。豊かな水は美しい自然と多くの生き物たちを支えてきました。

 
リラ国立公園の野生動物
photo by European WIlderness Society

公園内には3000種類以上の生き物が生息しています。ヒグマ、オオカミ、山ヤギのようなバルカンシャモア、雷鳥、フクロウなどの貴重な生息地の役割も果たしているのです。

 
リラ国立公園の春の景色
photo by spotilove.com

美しい山脈と水辺の風景はトレッキングにも最適です。よく整備されたコースがいくつも用意されており、本格的な雪山トレッキングから、お手軽なハイキングコースまで様々です。コース内には、宿泊できるロッジやリフトが用意されているものもあります。数々のコースの中で特にオススメなのが「リラの7つの湖」です。

 

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