スペイン旅行に行くなら覚えておきたい「闘牛」の楽しみ方

登場人物1:牡牛

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photo by rokko-s.jp
なんといっても闘牛に欠かせないのが牛ですよね。
500kg前後で4-5歳の元気のいい牡牛が選ばれ、優秀な牛は歴史に名が残るそうです。
 

登場人物2:マタドール

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photo by tsuki.air-nifty.com
そして闘牛士の主役であるマタドール。
トップ闘牛士になると1試合で500万円稼ぐ人もいるそうです。尊敬される職業としてスペインでは、社会的身分も高いです。
写真はフランス人闘牛士セバスティアン・カステラ。ハンサムでファンも多いそうです。
 

登場人物3:ピカドール

 
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photo byblog-imgs-44.fc2.com
ピカールというのは、「刺す」という意味の言葉で、ピカドールは、防具を身につけさせた馬から牛の肩に槍を突き立て、牛の体力を落とす役割があります。
 

登場人物4:バンデリジェロ

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photo byeurope-z.com
バンデリジャというのは、「小旗のついた銛」を意味する言葉が、この銛を牛を正面から交わしながら刺しにいきます。
突撃してくる闘牛の角をかわしながら、銛を刺すパンデリジェロの姿に、魅了される時間です。
 

闘牛の流れ:PASEILLO:闘牛士達の行進 

 
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photo byblog.hankyu-travel.com
まずはじめは、闘牛士達の行進です。実は、闘牛士の格によって闘牛士の位置は決まっています。
昔は、闘牛が始まる前に観客はアレナ(砂場)に入ることができました。
 

闘牛の流れ:SALIDA DE TOROS:闘牛の出現

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photo bygaleriapuertadealcala.com
そしてお次は、おまちかねの闘牛の登場。
狭い部屋に長時間閉じこめられていた牛が飛び出してくる姿に息を飲みます。
 

闘牛の流れ:TERCIO DE CAPOTE:カポーテの場

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photo byhttp://blogs.dion.ne.jp
カポーテの場は、見習い闘牛士が登場し、カポーテを呼ばれるマントを持ち、闘牛の習性や癖、スピードを知るための演技を行う場です。
これをもとにマタドールは雄牛に仕掛ける技を考えます。
 

闘牛の流れ:TERCIO DE VARAS:槍方の場

 
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photo byen.wikipedia.org
防具をつけ目隠しをした馬に乗った槍方のピカドールが登場し、長い槍で牛の首の後ろを突きます。
なんと20世紀の初めまで馬は防具をつけておらず、毎回数頭が牛の角にかかって命を落としていたとか。
 

闘牛の流れ:TERCIO DE BANDERILLAS:銛打ちの場 

 
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photo by zzz.cz
銛打ちの場では、バンデリジェロが飾りの付いた盛りを雄牛の背中に打ち込み、雄牛に刺激を与えて奮い立たせます。
チョウのように舞い、ハチのように刺す、その姿はまさに芸術です。
 

闘牛の流れ:TERCIO DE MULETA Y LA ESTOCADA: ムレタと剣の場

 
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photo byseville-traveller.com
ムレタという赤い布に棒を巻き付けてヒラヒラさせ、マタドールは牛の攻撃を誘います。
角を体ぎりぎりに通過させる程、拍手が湧き、会場が盛り上がります。
 

闘牛の流れ:LA HORA DE LA VERDAD:真実の瞬間

 
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photo byblog.hankyu-travel.com
そして最後に闘牛士は真剣に持ち替えて、牛の心臓を一突き。これを真実の瞬間と言うそうです。
 
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photo by blog.hankyu-travel.com
闘牛の最後の場面で闘牛士が使う、赤いフランネル製の布とそれを支える棒であるムレタを使った演技が美しく、真実の瞬間に美しい死を闘牛に与えると、観客は一斉に白いハンカチを打ち振って主催者長(PRESIDENTE)に、闘牛士に対する闘牛の耳の(褒美)を要求します。
現在では闘牛の尾(RABO)までが最高の褒美とされています。
 
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photo by japaneseclass.jp
いかがでしたでしょうか?
スペインの国技闘牛。スペイン旅行の際はぜひとも一度ご鑑賞してみてください。
 

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