英経済誌「エコノミスト」の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」が発表した、世界でもっとも住みやすい都市ランキング5位に輝いたのは、オーストラリアの南部に位置するアデレート。近代的なオフィスビルとクラシック様式の古い建物が見事に調和する美しい街並が特徴で、文化と芸術の都として知られています。
ランキング4位に輝いたのは、カナダ最大の都市であるトロント。北米有数の世界都市であり、2010年の都市圏人口は590万人と北米ではニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴに次ぐ4番目の大都市です。
ランキング3位に輝いたのは、カナダのブリティッシュコロンビア州南西部にバンクーバー。大自然を残しながらも都会としての魅力を併せ持った美しい都市として世界的に知られています。
惜しくも1位を逃したのは、オーストリアの首都ウィーン。モーツァルト生誕の地としても有名で、音楽の聖地として知られるこの街では、いたるところでオーケストラの演奏に出逢えるのが特徴。19世紀後半まで、ドイツ民族全体の帝都でもあった街並は必見です。
そして世界でもっとも住みやすい都市ランキング1位に輝いたのが、オーストラリアのメルボルン。メルボルンは、オーストラリアのスポーツ、流行、文化の中心であり、多様な文化が溶け合うセント・キルダ・ビーチや、グレート・オーシャンロードなど見所も多い街です。