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この山焼きがあるから、若草山の美しい草地が保たれているのですね。
1260年余の歴史!松明の明かりが踊る「お水取り」
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奈良に春を告げる行事、「お水取り」。
その歴史は1260年を超え、古くから奈良の行事として親しまれてきました。
われわれが日常に犯しているさまざまな過ちを、二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前で懺悔し、人々の幸福を願う行事です。
観音さまにお供えする「お香水」を汲み上げる儀式を勤める練行衆の道明かりとして、夜毎、大きな松明に火がともされます。
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練行衆は松明を持ち、二月堂の欄干に掲げて境内を走り抜けていきます。
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その火の粉を浴びると無病息災でいられると言われているので、観衆は火の粉をあびるために二月堂に集います。
火の粉が飛び交う様子は迫力満点!
よく火事にならないものだなぁと思いますが、実際に火事になってしまったこともあるのだとか。
お松明は3月1日~11日、13日に見ることができます。
やけどをしないように気を付けながら、近くで見てみたいですよね。
夏の夜は燈花会に癒される
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夏の夜は、なんといっても燈花会がおススメ!
世界遺産の寺院や奈良公園など、街全体をろうそくの光で照らすというものです。
京都などでも寺院をろうそくの明かりで照らすイベントがあるのですが、燈花会はそのハシリでしょう。
もともと奈良の夜はあまり光がないので、ろうそくのゆらゆらとした薄い明かりがとても映えます。