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第5位:ご当地麺と言えば!盛岡冷麺2食入りテイクアウト
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盛岡冷麺は、わんこそば、じゃじゃ麺と並んで「盛岡の三大麺」と称されている麺です。
朝鮮半島北部(現・北朝鮮)の咸興で生まれた在日朝鮮人1世の青木輝人(朝鮮名:楊龍哲)がお店で出したことが起源だそうです。
「盛岡冷麺」という表現を初めて用いたのは、今も人気店である「ぴょんぴょん舎」です。
冷麺は、お土産屋さんではもちろんのこと、焼き肉店や冷麺専門店などの飲食店でも、テイクアウト用で購入することができます。
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盛岡冷麺のポイントは、スイカやリンゴなどの果物をトッピングすることです。旅行のあと、ご家庭で盛岡冷麺を再現してみると、旅の思い出話が盛り上がりそうです。
盛岡冷麺の他、じゃじゃ麺やわんこそばも、おもやげ用で購入できます。
第4位:御飯がすすむ!弁慶のほろほろ漬
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弁慶のほろほろ漬は、数種類の野菜を細かく切って漬け込んだ刻み漬けです。
ピリカラの味付けが、白米にとてもよく合う郷土料理です。
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ここで登場する「弁慶」は、源義経の郎党である武蔵坊弁慶を指します。
強靭な精神と肉体を持つ弁慶も「ほろほろする」ほど辛いことが、名前の由来だそうです。
野菜の組み合わせやもろみの味付けは、製造元ごとに個性があるため、味比べをしても楽しいと思います。
第3位:農場限定品の味!小岩井カマンベールチーズ生タイプ
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小岩井カマンベールチーズ生タイプを発売しているのは、岩手県盛岡市から北西に約12キロのところにある、観光地としても有名な小岩井農場です。
日本鉄道が東北本線を盛岡駅まで延長したことをきっかけに明治23年に作られたという、由緒ある農場です。
小岩井農場の牛乳を飲んだことがある人も多いのではないでしょうか。
それに対して、小岩井カマンベールチーズ生タイプは、農場限定品であることが注目ポイントです。
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表面の白カビが活きているため、様々な熟成の度合いを味わうことができます。
ワインと一緒に頂くと、クリーミーで濃厚な味わいをより楽しめること間違いなしです!
第2位:噛めば噛むほど!南部せんべい
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南部せんべいは、もともとは青森県の由来のお菓子ですが、岩手県でも広く食べられている伝統的なお菓子です。
南北朝時代、家臣の赤松助左衛門が、鉄兜を鍋の代わりにして焼き上げたものを天皇に食事として出したことが由来と言われています(諸説あり)。
王道の南部せんべいは、胡麻味と落花生味です。
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さまざまな世代の人に楽しんでもらえるように、チョコレート・コーティング、子供でも食べやすいミニサイズ、スティックタイプなど、ヴァリエーションが増えていることも特徴的です。
南部せんべいはしっかりとした歯ごたえが魅力ですが、歯に自信がない・・・という方は、「割れせん」が食べやすいと思います。
ぜひ、お試しください!
第1位:たとえ肉は持ち帰れなくても!前沢牛パイ
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前沢牛パイは、前沢牛をつかった、さっくりとしたパイです。
前沢牛は、岩手県奥州市前沢地区で育てられた、一定の規格を満たした和牛に与えられる呼称です。
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盛岡駅周辺でも、前沢牛が頂ける飲食店やホテルがあります。しかし、ご近所さんや同僚向けのお土産となると、価格的にも持ち運び的にもハードルが高くなります。
そこで、お土産として人気なのが前沢牛パイです。牛肉の味がするかと言うと、そういうわけではないのですが、パイとしてとてもおいしいので、幅広く活用できそうです。
数箱を購入して、旅話と共にみんなに配ると盛り上がること間違いなしです。
盛岡駅前で気軽に購入できることもうれしいポイントです。
歴史と伝統を感じながら
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盛岡で買うことができるお土産は、気軽に手に取れるものが多いのですが、同時に歴史と伝統があることが特徴的です。
盛岡を含む岩手県は、冬になると雪が深くなるため、さまざまに工夫を凝らした常備菜や伝統食が生まれました。また、盛岡こけしや南部鉄器のような伝統工芸品も作り続けられています。
そして、じゃじゃ麺や冷麺のように、朝鮮半島や中国本土の食文化も積極的に取り込まれるなど、多国籍であることも大きな魅力です。
食文化は歴史と共にあることを、盛岡のお土産を見るだけで、知ることができます。ぜひ、覗いてみてください!