2位 台北101(台湾)
2位にランクインしたのは台湾の新年花火ショー。
この花火は高さ508mの世界第三位の超高層ビル「台北101」から上げられるものです。わずか218秒の間に2300発もの花火が打ち上げられ、大胆かつ繊細。2015年のニューイヤー花火ショーは世界的に有名なフランスの花火演出集団Groupe Fとの3回目のコラボレーションでした。
台北101ビル全体の空間や設計に熟知しており、巧妙な仕掛けや表現手法にあふれた立体感のある花火ショーは見ものです。年越という特別なイベントで、夜空と台北101を彩る花火は優雅で大胆。見るものを魅了すること間違いでしょう。是非とも一度は見てみたいものです。
1位 パームジュメイラ(アラブ首長国連邦)
堂々の1位は史上最高額20億円ともいわれるパームジュメイラの花火イベント。
ドバイにあるパーム・ジュメイラは、なんと月からも見えるほど世界一大きな人工島なのです。この人工島の先にあるのが東京約10個分とも言われる高級リゾート「アトランティス・ザ・パーム」。ここではショッピングや水族館、中東最大のウォーター・パークなどいろいろ楽しめます。
この「アトランティス・ザ・パーム」の開業オープニングイベントで10万発もの花火が夜空を照らしました。今では新年を祝うカウントダウンイベントでこのド迫力ある花火を見ることができます。2014年のイベントでは約50万発もの花火が約94キロに及び海岸線を彩り、「世界最大の花火」としてギネス世界記録を更新しました。
地元紙ナショナルによると、コンピューター約100台を使って約400カ所からの打ち上げのタイミングを制御し、6分間の光のショーを演出したそうです。
ヤシをかたどった巨大な人工群島パーム・ジュメイラが浮き上がるように花火が上がり観客を魅了しました。まさに、世界で一番豪華絢爛なニューイヤーショーと言えるでしょう。
こんな迫力のある花火を見ながら新年を迎えることができたらワクワクしちゃいますね。
いかがだったでしょうか。日本の花火もいいですが時には海外のイベント花火を楽しむのもよさそうですね。
どの国も、様々なテーマに沿った凝った演出や壮大なスケール感、観客を魅了する光と音と建造物のコラボレーションは圧巻。
まだ間に合うものもあるので今年は是非とも世界の花火にも注目し、一味違う花火を堪能してみたいものですね。