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バウアー・パラディオ・ホテル&スパ Bauer Palladio Hotel & Spa
イタリアのヴェネツィアには、ジュデッカ島と言う島があります。ヴェネツィアの街からボートに乗っていくことが可能な島ですが、この島は「ベニスのガーデン」として昔から知られています。
そんなジュデッカ島にあるホテルが、「バウアー・パラディオ・ホテル&スパ」です。 マルコ・ポーロ国際空港(VCE)より40分で、空港送迎サービス (有料)もご利用いただけます。
また姉妹ホテルであるバウアー・イル・パラッツォ行きの無料シャトルボートも毎日運航しています。
ジュデッカ島からヴェネツィアの街までは大した距離はありませんので、ボートでの移動もバス移動の感覚でできます。
ヴェネツィアの街のにぎやかさとはまた異なり、ジュデッカ島は落ち着いた雰囲気を見せてくれます。夜まで本島で観光したり遊んでも、夜はこちらの静かな環境でゆっくりできます。
あの美しい本島をラグーナを挟んで一望できるこのジュデッカ島に魅了されることでしょう。ロビーに入れば、更なる落ち着いた雰囲気を得られるでしょう。
このホテルを語る上で忘れてはならないのは、プライベートガーデンです。
ベニスのガーデンと呼ばれるジュデッカ島の中でも、このホテルの庭園はヴェネツィアで最大の広さを誇ります。
ボートでヴェネツィアからジュデッカ島に降り立ち、この庭園に足を踏み入れたならば、多くの種類の植物に彩られた庭園を見て癒されることは間違いありません。
中庭には小さな噴水もあり、まるで絵本の中に入り込んだような錯覚になります。耳を澄ませば、ヴェネツィアの喧騒の音とはまた異なる安らかな音が聞こえてきます。
16世紀の修道院内の素晴らしいロケーションに位置しているためか、歴史と落ち着いた雰囲気のロビーです。
館内は天井の高いクラシカルな構造で全体に上品な雰囲気がただよっています。このホテルにはフルサービス スパ、サウナ、ビジネスセンター、ミーティングルームがあります。
ホテルのスタッフがコンシェルジュ サービス、ツアー / チケット案内、ベビーシッター・託児サービス、ランドリーサービスなどの手配をサポートします。
このホテルには「ガーデンミューズスイート」と言う客室があります。広さは150平方メートルもあり、現代的なデザイン、そして美しい庭園をいつでも見られる眺望が自慢です。
室内はタペストリー、ファブリック、絵画などを用いた歴史的な内装が施されており、もちろんバスルームは大理石で作られています。
庭園ではなく、ラグーンの眺望を楽しみたい方は「ラグーンスイート」がおすすめです。
このホテルのもうひとつの名物が「パラディオ・スパ」です。
約420平方メートルにも及ぶ複合型のスパであるこのスパでは、様々な施術を受けることができます。
キングサイズのハマムもありますし、ダブルサイズのジャグジーや8室のトリートメントルームも完備してあります。
自慢のガーデンを眺めながら食事を楽しむことができる「ルリボ・レストラン」では、地元の食材を使った地中海料理に舌鼓を打つことができます。
ホテル近隣の観光名所
ヴェネチアは街全体が観光名所のようなところで、目的を持たずにプラプラと歩くだけでも水路あり、橋あり、お店ありで十分に楽しい街です。
このカナル・グランデ大運河をゴンドラやヴァポレットに乗ってヴェネチアの街を満喫するのもいいでしょう。
ヴェネツィアの中心であり、玄関口となるのが本島の湾に面したサン・マルコ広場です。ホテルから歩いて3分という距離にあります。
1000年も前からベネチアの暮らしの中心にある広場で、周りを取り囲むバールやレストランのオープンな席が用意され、音楽の生演奏が行われています。
サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、コッレール博物館、新政庁、時計塔に囲まれたこの広場は世界で最も美しい広場ともいわれ、世界から観光客が集まります。
photo by recoleccion.files.wordpress.com
福音記者マルコにささげられた聖堂、サン・マルコ寺院です。9世紀にエジプトから運ばれた聖マルコの遺体を納めています。
内部はみごとなモザイク画で装飾され、ビサンチン美術の影響が多く見られます。一番奥の主央祭壇の後ろには黄金の祭壇画「パラ・ドーロ」があり、聖人像が七宝や、黄金、無数にはめ込まれたの宝石によって描かれています。
バロック様式の美しい造りと、大きなクーポラが特徴的なサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会です。
この教会はペストの疫病を治まったとき聖マリアに感謝する目的で、1630年に建設されました。内部にはティツィアーノの「聖マルコと書聖人」、ティントレットの「カナの結婚」といった名画があります。
対岸からみるクーポラはまさにヴェネツィア風景の代名詞ともなっている景観で、多くの有名風景画に姿が残されています。
スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ、16世紀に建てられたルネッサンス様式の建物です。
スクオーラとは、ヴェネチアでさまざまな形をとった、一般信徒の(出身地や職業人による)組合で、聖堂とは違い、一人の守護聖人を祀った建物を建設しました。
内部にはティントレットが20年の歳月をかけて完成させた56枚もの絵画がありました。天井には旧約聖書の世界を描いた21枚の絵画。
広間に置かれている鏡を借りて鑑賞することができます。
絵画に埋めつくされ、重厚感と高貴な雰囲気が漂います。絵を守るためステンドグラスさえも布で覆われ、主役は絵なのだと主張していました。ガイドブックには小さくしか乗っていませんが、是非とも見学して欲しい場所です。
姉妹ホテルバウアー・イル・パラッツォとともにヴェネツィアの滞在を彩ってくれる「バウアー・パラディオ・ホテル&スパ」。
ぜひヴェネツィアを訪れる際は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
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