こちらは、井持浦ルルドです。
井持浦ルルドは、井持浦教会の敷地内にあり、1895年(明治28年)に日本で初めて建設されたルルドです。ルルドとはフランスとスペインの国境になっているピレネー山脈のふもとにある小さな町の名前で、「薪拾いに出かけた少女が近くの洞窟で聖母マリアに出会 い、聖泉を示された」という故事に由来するカトリックの聖地で、その聖泉の水を飲んだり、浴びたりした者は病が癒されるなどの奇跡が現れるとされています。そのルルドの洞窟を模したものを創設することをフランス人の宣教師ペルーが信徒に呼びかけ、五島の各地から形の良い石や珍しい岩石が集められ、築かれました。完成後、ペルー師が母国フランスから取り寄せた本場ルルドの奇跡の泉の水を注ぎ入れ、同時にフランスから取り寄せた聖母像が洞窟に収められました。
教会めぐりや観光の後には名物「五島うどん」を食べることもお忘れなく!
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こちらが五島うどんです。
五島うどんは、生地を延ばす際に同じく五島の特産品「椿油」を使ってあるとのことです。細麺でツルッと喉越しが良い麺です。そして、そんな細麺なのに、しっかり茹でてもコシがあるため、「地獄炊き」という食べ方が有名です。ぐつぐつお湯を沸騰させた鍋でうどんを炊きながら、あごだし(トビウオのダシ)で食べるという、シンプルだけど豪快な食べ方です。
五島観光の締めくくりは美しい夕暮れ!
こちらは、大瀬崎断崖と大瀬崎灯台です。
大瀬崎は、下五島・福江島の西端に位置し、「日本の夕日百選」の地にも選ばれており、ここで見る夕日が「日本で一番遅い夕日」といわれています。また、大瀬崎断崖に建つ大瀬崎灯台は「日本の灯台50選」の一つでもあります。
神聖な教会と美味しい名物、そして美しい自然、五島列島は是非訪れていただきたい素敵な場所です。