見どころ満喫!九州の玄界灘に浮かぶ長崎県「壱岐島」の旅

壱岐島の初瀬の岩脈
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こちらは、初瀬にある岩脈です。初瀬の岩脈は、地下から成長してきたマグマが噴火直前に地中で固まった状態の断面図です。幅17~18㎝の黒い玄武岩が地下から突きあげるように成長しています。自然の力を間近で感じることができる場所です。

 

壱岐島にある左京鼻
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こちらは、左京鼻です。地名の“鼻”とは、壱岐では突端の断崖絶壁を意味します。左京鼻は、約1kmの海蝕崖で、崖上は天然芝のスロープとなっており、海中からは細い柱を束ねたような奇岩も突き出ています。

 

壱岐島にいる壱岐牛
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左京鼻の近くでは、タイミングが合えば、放牧されている牛を見かけることもあります。ただし、くれぐれもむやみやたらに近付かないようにしてくださいね。ちなみに、壱岐牛は黒毛和牛のブランド牛です。

 

壱岐島にあるはらほげ地蔵・満潮
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壱岐島には海の見どころだけでなく、史跡や文化遺産などもたくさんありますが、海の見どころでもあり、史跡でもあるあるのが海中に祀られるお地蔵さん、こちらの「はらほげ地蔵」です。はらほげ地蔵は、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天)において、衆生の苦患を救うという六体のお地蔵さんで、腹部が丸くえぐられていることから、この名前で呼ばれるようになったようです。地元では遭難した海女さんの供養や鯨の供養慰霊のためなどと伝えられていますが、いつ、誰が、何のために祀ったのか、はっきりしたことは分かっていないようです。

 

壱岐島にあるはらほげ地蔵・干潮
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こちらは、はらほげ地蔵の干潮時の様子です。干潮時にはこのように陸地に立っている状態になるので、傍まで行くことができます。満潮時、干潮時、どちらが見たいと希望がある場合は、予め潮の時間を調べて行きましょう。潮位はこちらを参考にしてください。

 

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