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ありのままの、本来の温泉を満喫 妙見石原荘(鹿児島/霧島・妙見温泉)
photo by ikyu.com
霧島山系から流れ出る天降川(あもりがわ)の渓流沿いに佇む「妙見石原荘」。
この宿が何よりも力を入れているのが、敷地内から自噴する6つの源泉を、水を加えず、貯めもせず、湧き出たばかりの状態で提供すること。
泉質はナトリウム・カルシウム・マグネシウム炭酸水素塩温泉。利用の仕方によっては、湯に含まれる炭酸ガスなどの成分が変わってしまうため、自噴する温泉の圧力を利用して、空気に触れずに適温にする方法にこだわっています。
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湯量も豊富。浴槽を源泉のすぐ近くに、しかも湧出量に見合ったサイズで設置することで、塩素殺菌なども不要に。いつでも新鮮で、安心できる温泉を堪能できるとか。
川のすぐ目の前にある露天風呂「椋の木」は、鮎や鮠(はや)、鯉などが姿を見せることもある、渓流と一体となれる露天風呂。貸切の「七実の湯」「睦実の湯」でもシュワシュワの炭酸湯が楽しめます。
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国立公園の絶景を我がものにできる温泉 裏磐梯高原ホテル(福島県/裏磐梯)
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「裏磐梯高原ホテル」を鳥になったつもりで俯瞰すると、そのロケーションの素晴らしさに圧倒されることでしょう。
磐梯朝日国立公園の五色沼のひとつ、弥六沼はホテルの正面。そしてその沼の向こうにそびえる磐梯山。後ろには大きな桧原湖。どこに目を向けても絶景が連続します。
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このホテルの展望露天風呂「四季の湯」から眺められるのは、弥六沼+磐梯山のダブルビュー。わざわざ「展望風呂」と名乗るのも納得!絵葉書のような景色を眺めながらの温泉タイムは、最上級のくつろぎをもたらしてくれます。
敷地内の地下1,000mからこんこんと湧き出る源泉は63.4度。そのままでは温度が高いため、磐梯山の伏流水を足してちょうど良い湯加減に。柔らかな肌触りの湯に浸かっていると、明日からも頑張ろうというエネルギーが湧いてきます。
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透明から乳白色へ。変幻する湯にファンも多い 白骨の名湯 泡の湯(長野県/白骨温泉)
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明治45年の創業から、今年で104年。信州、松本から1時間ほど車を走らせた山あいにひっそりと佇む「白骨の名湯 泡の湯」。
泡の湯の湯は、湧き出たばかりの時は透明ですが、空気に触れることでだんだん乳白色へと変わる湯。この変幻する湯の色は、古くから大勢の人たちを魅了してきました。
堪能するならぜひ「大露天風呂」へ。混浴ですが、白濁していて人の目が気にならないうえに、湯浴用バスタオルの着用もOK。どの季節に訪れても、それぞれに味わい深い魅力を放っています。
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昔ながらの湯治場の風情を残す内風呂は、源泉そのままの透明な「ぬる湯」、加水ではなく熱交換によって温度を上げた「あつ湯」の2種類。毎分1700ℓという長野随一の湯量も自慢。「これぞ温泉!」という満足感に浸れるでしょう。
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立ち湯や寝湯のある、山あいの洗練宿 扉温泉 明神館(長野/松本・扉温泉)
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松本市内から車で30分とは思えないほど、辺り一面、山、山、山。
「扉温泉 明神館」は、標高1050mの深い山あいにある1軒宿の温泉。しかしながら、館内に足を踏み入れると、山の中の1軒宿とは思えないほど、洗練された雰囲気が漂っています。
2008年、優れたホテルやレストランに贈られる「ルレ・エ.シャトー」にも加盟。1931年に創業した頃から地産地消を実践し、エコロジーにも積極的に取り組んできました。
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この宿でぜひ試してもらいたいのが立ち湯「雪月花」。わさび沢の渓谷に向かって開かれた湯で、立ったままでも腰の上まで浸かれる深さ。眼前には、滴る緑や静寂の雪景色が広がって、まさに季節のキャンバス画を見るようです。
露天風呂付き大浴場「白龍」や、枕木に頭をのせ、寝たままで入れる寝湯「空山」もあり、心からのリラックスを味わえます。
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雄大な那須高原にある、自然と一体になれる宿 那須温泉 山楽(栃木/那須)
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茶臼岳の麓に広がる那須温泉郷。その雄大な景色を望む地に建つ「那須温泉 山楽」。昭和天皇が皇太子時代に「山楽」をお訪ねになり、那須の素晴らしい眺望を気に入られたことが御用邸建設のきっかけになったとか。
「山楽」の温泉は、一切の加温も循環もろ過もしない、正真正銘の源泉掛け流し。上流5.4キロ付近から自然湧出している湯を引いてきており、宿に届く頃には約49.7度に。この湯を、大露天風呂、小露天風呂、内風呂で楽しめます。
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泉質は単純温泉。所々に大きな岩を配した野趣あふれる大露天風呂は、自然の営みが身近に感じられる湯。
新緑の季節。旺盛な生命力を感じる夏。鮮やかな紅葉の秋。風情あふれる冬。さて、どの季節に訪れましょうか。
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洞爺湖と一体になる、天空の露天風呂 ザ レイクビューTOYA 乃の風リゾート(北海道/洞爺湖温泉)
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北海道新幹線の開業でますます近くなった北海道。とはいっても洞爺湖畔にある「ザ レイクビューTOYA乃の風リゾート」まではさらに時間を要しますが、それだけ時間をかけても訪れた価値があるのが、このホテルの屋上にある「パノラマ露天TENQOO」。
真正面にそびえる羊蹄山、湖に浮かぶ中島、夜空に瞬く星、幻想的な朝もや。温泉が湖面に流れ落ちるような造りになっているので、洞爺湖との一体感はまさにスペシャル!
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何一つ、視界をさえぎるもののない、素晴らしいビューが広がります。
ほかにも、寝湯、立ち湯、季節の湯などを備えた、ガラス張りの展望大浴場「EZOFUJI」、眺望のいい貸切露天風呂、昔懐かしい銭湯を摸した「ザ・銭湯 昭和乃湯」など、趣向もいろいろ。多彩な温泉リゾートを満喫してください。
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記事提供・協力:一休.com