軽井沢の森と水に包まれた日本独自のラグジュアリーホテル「星のや 軽井沢」

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大正4年開湯の“美肌の湯”を起源とし、国設軽井沢野鳥の森と、日本ロマンチック街道に挟まれた渓谷という景観に優れた老舗旅館。これを斬新なアイデアと若い活力で、2005年に魅力的で革新的な高級旅館に蘇らせたのが「星のや 軽井沢」です。
 

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「星のや 軽井沢」のウエルカムゲートとレセプションは渓谷の入り口にあります。宿全体を一つの集落ととらえ、まるでその入村の儀式の様に宿泊客を迎えてくれます。
 
レセプションでチェックインをすませ、部屋に向かうため、施設専用の電気自動車で山道を進むと、水の流れが豊かな集落に入ります。
 
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宿泊棟は和風でありながら優れてモダンな雰囲気。2部屋ごとのテラスハウスを基本とし、「水波」「山路地」「庭路地」の3ゾーンに分けられ点在しています。
 
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庭路地の部屋と山路地の部屋では10メートル近い標高差があり、敷地内にこれだけの起伏がある宿はあまりお目にかかれません。
 

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将来的な治水まで考慮し森林には必要最低限しか手を入れなかったため、そこここに大木が残り、その自然な景観に目を見張ります。

 

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照明にも配慮し、夕方、大きな池に浮かべた灯籠に灯がともれば、その風情は山村の心象風景そのものとなります。
 

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「星のや 軽井沢」は和風旅館をイメージしながら、そのサービスはホテルスタイル。どのお部屋もコテージを意識した木の温もりがやさしいお部屋で、室内には必ず段差が設けられ(バリアフリー室を除く)、目線を変えることでリビングと寝室の空間を分けています。

 

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池や集落、森を眺める大きなテラスには全天候のソファもしくは寛げる椅子が用意され第2のリビングになっています。終日部屋だけで過ごすという、出来そうで出来ない”おこもり”滞在スタイルが、ここでは本当に愉しめます。
 

hoshino resort meditation bath

また、本格的な湯治の宿でもあり、2箇所ある大浴場は滞在中に是非体験すべき場所です。独立した棟にある宿泊者限定の「メディテイションバス」はその空間設計に驚くでしょう。

 

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浴場に入り、洞窟のように続く、打たせ湯と洗い場を進むと、突然視界が開け、2階建て相当の高い天井と、胸まである深い浴槽の空間「光の部屋」が現れます。
 
あえて外光を遮断し、乳白色の淡い照明で包まれたこの空間は、入浴という行為が神聖なものであるかのようです。
 
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さらに奥に向かうと雰囲気が一変。今度は照明が落とされ、かすかな音が響く「闇の部屋」が始まります。「闇の部屋」は少し開けた空間のはずですが、目が馴れるまでは底なしの闇の様で恐怖感すら抱く人もいそうです。
 
しかし気持ちが落ち着くと、湯の浮遊感も手伝って瞑想空間のような不思議な抱擁感に変わります。この体験はこの宿を再訪したいと思わせるのに充分です。
 

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一方、宿泊客以外も愉しめる温泉施設「トンボの湯」はメディケイションバスとは対局の施設です。
 

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その名前の由来通りトンボが舞う池の様な広々とした露天の開放感が素晴らしく、この宿はこの2つの湯があってこそなのだと気がつきます。2つの湯を十分楽しむ為にも、この宿が二泊以上を推奨しているのもうなずけます。

 

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本館「集いの館」は、敷地全体のランドスケープアーキテクチャも担った東利恵氏による設計。
 

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食事処「嘉助」を見渡す中2階、石垣状の壁面が印象的な厨房施設の上に設けられたライブラリーラウンジは、平面ソファがいくつも配置され、音楽と飲み物が終始提供されています。

 

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時間によっては趣向を凝らしたアルコール類も饗され、お部屋とは異なるくつろぎを提供してくれます。この空間のファンが多い事もうなずけます。
 

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夕食にお勧めの「嘉助」は、山の斜面をイメージするかのように数段の段差を設けて席が配置されています、提灯を下げた静かな山祭りの会場の様な独特な雰囲気を醸し出しています。
 

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ここでは宿自慢の“山の懐石”を。本格懐石をベースとし、信州の素材と様々なアイデアを駆使して、舌だけではなく目も楽しませてくれます。
 

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地の食材を繊細にあしらった八寸が出されたかと思えば、タマネギ半分を蒸し焼きにした素朴で滋味深い料理が出されるなど緩急も鮮やかです。泳ぐ姿で見事に焼き上げた鮎や、信州牛のグリルなどが季節に即して味わえます。
 

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朝食も、風が心地よい季節でしたら「嘉助」のテラスがお勧め。
 

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しっかりした造りのテラス席は、森林のさわやかな空気と棚田を模した落水の庭園が美しく、流れる水音が食欲を高めてくれます。
 

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「星のや軽井沢」は、商業施設「ハルニレテラス」、ホテルブレストンコートなど付近の様々な関連施設との連携、アイデア溢れる様々なアクティビティも魅力です。これら多岐に亘るサービスは、若いスタッフのキビキビした対応のなせる技でしょう。
 

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ここには宿と一体となった森、瞑想空間のような温泉施設、寛げるゆりかごのようなお部屋があります。これらを若いスタッフの活気で穏やかに編み上げ、宿泊客を包み込む。その抱擁感が人々を引きつけてやまないのではないでしょうか。
 

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記事提供・協力:一休.com

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