フィーリングとロジックを大切にした、その日、そのときにしか存在しないフレンチ「レストラン ライラ」

通常のレストランでは組み立てづらい食材を存分に活かし、その日、そのとき、そのテーブルにしか存在しない唯一のコース“menu carte blanche(フランス語で白紙のメニューという意味)”で提供するということ。それが安さの秘密であり、この店の最大の特徴ともなっているのです。

東京・青山一丁目の閑静な住宅街、カンボジア大使館のある坂を下りきると、シックな扉が印象的な落ち着いた雰囲気の『レストラン ライラ』があります。
 
重厚な扉を押して中に入ると、清潔感のあるホワイトを基調としたインテリアが目につきます。オレンジ色の照明が、ムードある雰囲気を醸し出していることにすぐ気づくでしょう。
 
店内にあるのは、わずか12席だけのゆったりとしたテーブル席。親しい人との距離がより近くなる素敵な空間です。
 
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photo by restaurant.ikyu.com
こちらの店で使われている食材は、その日にしか入らなかった新鮮なものや、産地から直接届けられたレアな食材のみ。それこそが、 この店の名前の由来となっています。
 
「料理を作る上で素材を感じる(フィーリング)とそれを論理的に思考していく(ロジック)の2つが重要だと思っています。その2つを象徴するLyrique(詩的な、感性を表現する)という言葉とLaboratoire(実験室)という2つのフランス語の頭文字をつなげてLyla(ライラ)という店名にいたしました」-HPより-
 
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オーナーシェフ成清毅氏の実家は、大分県にある 割烹『澤家』。日本料理の基礎を実家で学び、フレンチに転向した成清氏が修業したのは、東京・四谷の「オテル・ドゥ・ミクニ」。
 
それから渡仏し、名店『タイユヴァン』など三ツ星レストランからビストロでまで働き、ネオ・ビストロの雄『アガペ・ビス』ではスーシェフを務めました。帰国し、2年間の準備期間を経て、ようやく開店したのが念願の『レストラン ライラ』なのです。
 
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パリの日本人シェフたちも注目する、この『レストラン ライラ』。リピーターが多い最も大きな理由は、コストパフォーマンスの良さにあります。
 
ランチで5,702円(税サ込)、ディナーで9,266円(税サ込)から。「こんなに安くて大丈夫?」と心配されることもあるとか。
 
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そんな安さの秘密は、やはり食材の仕入れの工夫にもあるようです。
 
通常のレストランでは組み立てづらい食材を存分に活かし、その日、そのとき、そのテーブルにしか存在しない唯一のコース“menu carte blanche(フランス語で白紙のメニューという意味)”で提供するということ。それが安さの秘密であり、この店の最大の特徴ともなっているのです。
 
お客様ごとにメニューを組み立てていくため、同じコース料理を頼んでも、テーブルによって料理の内容が異ってなる場合も。しかしお客様のほうも、テーブルに着くまで何が出てくるかわからないワクワク感がありますから、食版ミステリーツアーのような、童心に戻ることができる楽しみもあるというわけです。
 
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ある日のランチコースをご紹介すると――。
 
アミューズは、さまざまなハーブやラディッシュを軽いクリームと共に。前菜1は、大分のみかん、黄金色の化粧をした高知産鯖とエメンタール&ミモレットチーズ。
 
そして前菜2は、マイクロニンジンやカブなどの根菜のソテー。ニンジンの葉もパリパリに揚げられ、ゴボウの粉末とニンジンのペーストが絶妙な味わいです。
 
スープは、フランスの田舎料理のガルビュール。ココットで12時間もの間、ジャガイモ、ちりめんキャベツ、カブ、セロリを煮込んだ、とろみのあるスープです。お好みでフランスの一味唐辛子をかけて。
 
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ポワソン(魚料理)は、金目鯛のポワレ。皮はカリッ。身は低温調理でふっくら。ホワイトアスパラガスと海の藻のソースがエレガントさを強調しています。
 
ビアンド(肉料理)は、シャラン産鴨。ハツ(心臓)など、めずらしい部位も一緒に添えられているところがライラ流。
 
チョイスのもうひとつは、米澤ポークのステーキ。ブイヨンのソースにグリーンペッパー。バルサミコ酢が新玉ねぎを器に入れているのがとてもオシャレ。
 
口直しのデセール(デザート)1は、マンゴーのソルベをサンドしたヴァシュラン。ピスタチオクリームが濃厚なおいしさです。
 
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そしてデセール2は、チョコバナナムースのケーキか、またはリンゴのタルトタタン、 バニラアイス添え。とろけるほどに柔らかく煮込まれた赤いりんごに、リンゴの皮のパウダーが敷かれたこまやかな演出がされています。
 
食後の飲み物にはぜひこの店オリジナルブレンドのハーブティーを。ジンジャーツイストと高麗人参のハーブティーなど6種類から選べます。
 
これに小菓子としてサブレ、マドレーヌ、さつまいものチュイール、シャルトリューズ(香草系)のギモーヴのミニャルディースがつきます。日本酒を練り込んだマシュマロ、サブレ、フィナンシェという日もあります。
 
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まさに店名の感性の実験室にふさわしい料理の数々。成清氏の強い思いが、盛りつけにも、もちろん味にも、見事に現れていました。
 
毎日行っても違う料理が出されるから、常連になって、毎回違う人を連れて行っても楽しいかも。
 
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■基本情報
店  名:レストラン ライラ(東京・赤坂)
ジャンル:フランス料理
住  所:東京都港区赤坂7-5-34 インペリアル赤坂フォーラム1F
アクセス:■東京メトロ千代田線 乃木坂駅 徒歩6分
     ■東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線 青山一丁目駅 徒歩6分
     ■東京メトロ千代田線 赤坂駅 … 7番出口から徒歩10分
 

 
記事提供・協力:一休.comレストラン


 
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