ファテープル・シークリーは、インドのウッタル・プラデーシュ州アーグラ約40km西に位置する、ムガル帝国第3代皇帝アクバルによって建設された都市。
ムガール王朝第3代皇帝アクバルが子宝に恵まれないことを案じて、アグラの郊外のシークリーに住む聖者サリーム・チシュティーに相談し、実際に子供を授かったことから、小さな村でしかなかったこのシークリーに都を移転し、ファテープル・シークリーが生まれました。
ファテープル・シークリーは、1571年に完成しましたたが、水源の確保の困難などの理由で、たった14年間でその役目を終えました。戦火にさらされることなく今に至ったことから、往時の姿を今に残しています。
とても神妙な雰囲気があります。
往時の姿を今に残す「ファテープル・シークリー」。皇帝が築いた幻の都を眺めに行きたいですね。