日本から直行便で3〜5時間のマカオは、3連休あれば楽しめる近場の海外旅行先です。
香港の隣にあり、カジノ世界一で有名ですが、カジノ以外にもたくさんの魅力があります。マカオ初心者におすすめの、マカオ観光旅行・入門編を紹介します。
※1MOP(マカオパタカ)=13.5円(2019年12月現在)
Contents
マカオの魅力
マカオの魅力は、多彩な観光地と美食の数々です。家族や友人、恋人とそれぞれの好みにぴったり
合った、ベストな過ごし方ができますよ。
カラフルなヨーロッパ風の建物
マカオは1999年にポルトガル から中国に返還されました。ポルトガル との400年以上に渡る交流の
歴史があり、ヨーロッパ風の街並みが今も各地に残っています。写真映えするパステルカラーのか
わいらしい街並みは必見です。
きらめく夜景
マカオは眠らない街です。カジノが24時間営業なので、夜でも明るいネオンが街を照らしています
。おすすめの夜景はマカオ半島のグランドリスボア&リスボアホテル、ウィンホテル、コタイ地区
のシティ・オブ・ドリームス、パリジャン、ウィンパレスです。
マカオは治安がいいので、女性だけで夜景散策に出かけても安全です。マカオの夜は、光の洪水に
圧倒されましょう。
魅惑のポルトガル料理&伝統の広東料理
名物のポルトガル料理は、マカオを代表する美食です。エビやカニ、アサリなどの海鮮を使った料
理や、ステーキなどのグリル料理がおいしく、人気があります。マカオに来たらぜひ一度は食べて
ほしい料理です。
また、広東料理は中国4大美食に挙げられます。あっさりとした繊細な味つけが特徴です。中でもお
すすめの飲茶は広東省発祥で、手頃においしい出来立ての点心が味わえます。ぜひ気軽に挑戦して
みてください。
おすすめの観光スポット
マカオの観光地はカジノが有名ですが、賭け事をしない人でも楽しめます。
カジノ以外にも、大人から子供まで楽しめるスポットが豊富です。
世界遺産
マカオは街並みが1つの大きな世界遺産になっています。小さなエリアに30か所の見どころがぎゅ
っと詰まっていて、大部分を歩いて回ることができます。
東洋と西洋の交流地点となったマカオの歴史が、独特の魅力的な街並みを形作っています。世界遺
産の見学は全て無料です。気軽に散策を楽しみましょう。
マカオタワー
スリルを求める方におすすめなのがマカオタワーです。高さ233mの展望台からは中国やマカオ市内
が一望できます。マカオタワー展望台では、バンジージャンプやスカイウォークなどのアトラクシ
ョンも盛んです。挑戦者を間近で見られ、見ているだけでも興奮します。
最新の豪華カジノリゾート
現在マカオには、41か所のカジノがあります。中でも埋め立て地のコタイ地区は、最新の巨大なカ
ジノリゾートが立ち並ぶエリアです。お金をかけた豪華なリゾート内は、歩くだけで気分が上がり
ます。カジノだけでなく、ショッピングやショーなどホテルめぐりを家族で楽しむのもおすすめで
す。
ホテル
マカオには高級ホテルから老舗ホテルまで、たくさんのホテルがあります。きっとあなたにぴった
りのホテルが見つかります。
リスボア
マカオ半島の中心地にある老舗のホテルです。
古い建物ですが、リノベーションを行っており、客室も広くはないものの必要十分。クラシックで上品な内装です。世界遺産や夜景観光にも便利です。
バスターミナルが目の前にあり、どこへ行くにも便利なホテルです。
ベネチアン
ベネチアンホテルは、2007年にコタイ地区で最初のメガ・リゾートとしてマカオに誕生しました。
世界最大の延べ床面積を誇る、巨大なホテルです。客室は全てスイートタイプで、贅沢な休日を楽
しめます。
イタリアの水の都・ベニスをテーマにしたホテルです。ベニスの街を再現したショッピングモール
は、見逃せません。天井に空の絵が描かれ、運河が流れ、写真映えもばっちりです。
パリジャン
パリジャンは2016年オープンの、フランス・パリをイメージしたテーマホテルです。
本物の半分の大きさで造られたエッフェル塔があり、エッフェル塔の展望台からの眺めを楽しむこ
ともできます。
パリジャン、ベネチアン、サンズ・コタイ・セントラルはラスベガス資本のサンズグループが経営
していて、館内を簡単に行き来できるようになっています。
交通
マカオ内の交通手段を紹介します。マカオには電車や地下鉄はありません。バスとタクシーが市民
の足です。
シャトルバス
カジノホテルの無料バスが、フェリーターミナルや空港、中国との国境、市内各ホテルをつないで
います。誰でも無料で利用でき、必ず座れるので便利です。本数も多く、旅行者の強い味方になっ
てくれます。
路線バス
路線バスはマカオ内を網羅しています。運賃も安く、大人子供同額でマカオ内一律6MOP(約80円
)です。運転が荒い、ルートが複雑などの点で難しい部分はあるものの、利用できると観光の幅が
ぐっと広がることは間違いありません。
タクシー
安くて早いのはタクシーです。マカオのタクシーでは英語がほとんど通じません。行き先を漢字で
書いて渡すか、地図を開いて指差しで行き先を指定するのが確実です。
初乗り料金は17MOP(約230円)で、コタイ地区のベネチアンから世界遺産のエリアまで、およそ
70~100MOP(1,000~1,350円)程度です。
タクシーは雨の日や週末の夜、夕方6〜7時の交代の時間帯は捕まりにくいので注意しましょう。
魅力たっぷりの街マカオを訪れよう!
日本から近く、ヨーロッパ風の異国情緒を味わえるマカオは週末旅行におすすめです。カジノだけ
ではなく、街並みや美食など見どころがいっぱいですから、賭け事に興味のない方も楽しめます。
治安のいいマカオの街で、思い切り羽を伸ばしてはいかがですか。