マカオはお金持ちが遊ぶ場所だと思っていませんか?実は節約旅行も可能です。
観光地の世界遺産は全て無料ですし、格安で遊べる場所が結構あります。マカオは学生旅行にもおすすめです。旅行費用や滞在費用の節約のポイントと、大学生でも行けるマカオ旅行のコツを紹介します。
※情報は2019年12月現在のものです。1MOP(マカオパタカ)=約13.5円、1HKD(香港ドル)=約
14円
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日本からマカオまでは格安航空LCCで節約
飛行機はLCCが飛んでいる香港空港を利用するのが節約のポイントです。シーズンにもよりますが、早めの購入で1万円台から航空券が手に入ります。
香港空港からマカオまでの交通手段
香港空港からマカオまでは、空港発のフェリーを使うか、港珠澳大橋利用のバスを利用します。香港空港に乗り入れているフェリーとバスなら、香港への入国が不要です。
フェリーは270HKD(約3,800円)で、1日3便運行しています。バスは12月16日から、香港空港に乗り入れを開始します。185HKD(約2,600円)で、30分~1時間に1本の運行です。
最安値は港珠澳大橋バス
さらに最も安いのは一旦香港に入国し港珠澳大橋まで行き、そこからマカオ行きのバスに乗ることです。香港空港から港珠澳大橋バスターミナルまで、公共バスで所要時間7分、6HKD(約80円)と、とても近いです。
マカオまでは所要時間40分、65HKD(約900円)、24時~6時までは70HKD(約980円)で行けます。
ホテル
マカオでは民泊が認められていません。民泊サイトに掲載があるものの、実際は「非法旅館」と呼ばれる無認可の民泊で、トラブルの原因になりますので利用は避けるのが正解です。
おすすめホテル
格安のホテルでおすすめは、マカオフェリーターミナル近くの「カーサ・レアルホテル」(1室1泊約11,000円~)や、世界遺産セナド広場から徒歩10分程度の場所にある「ホテルS」(1室1泊約8,000円~)などです。2人で泊まれば半分ずつの予算で泊まれます。
カーサ・レアルホテルはカジノホテルなので、ゴージャスな雰囲気を味わえます。ホテルSは比較的ローカルなエリアに近く、観光や食事にも便利です。
レストラン
マカオのレストランは、高級と庶民的の振れ幅が大きいです。地元の人が行くような場所なら、比較的手ごろな値段でおいしいものが食べられます。
朝食
朝食はセナド広場の近くにある「盛記白粥」がおすすめです。白粥(小7MOP、約90円)と大根餅(7MOP、約90円)、豆乳(6MOP、約80円)を頼めばお腹いっぱいになります。そのほか魚肉焼売(魚蓉焼売14MOP、190円)や朝食限定の焼きそば(炒麺14MOP、約190円)などもマカオらしいメニューです。
昼食
ランチは、マカオの食堂「茶餐廳」で食べるのがおすすめです。
「Alves Cafe(アルベスカフェ)」ではマカオ料理を提供しています。おすすめメニューは、「葡式免治飯(ポルトガル風ミ
ンチ)」46MOP(約680円)です。ぜひマカオ名物に挑戦してみましょう。甘辛い味付けで、日本人の口によく合いますよ。
そのほか、ランチは飲茶もおすすめです。有名ホテルの中のレストランでも、1人100MOP(約1,350円)程度で食べられます。コタイのギャラクシーや、マカオ半島のスターワールドホテル内にある「丹桂軒 Laurel(ローレル)」が人気です。
夕食
夕食は、セナド広場にあるワンタンメンの有名店「黄枝記」がおすすめです。人気のワンタンメンは1杯45MOP(約600円)で、伝統的なクリアスープの細麺が楽しめます。写真つきのメニューがあるので、外国語が苦手でも安心です。
観光
マカオ内の移動は無料のシャトルバスや公共バスを利用すれば格安で済みます。
公共バスの運賃は一律6MOP(約80円)、ICカードのマカオパス利用なら3MOP(約40円)で45分以内の再乗車は無料です。
世界遺産・博物館
マカオの世界遺産は全て無料で楽しめます。さらにマカオ美術博物館やマカオ返還寄贈品博物館、教会に併設の博物館は全て無料です。マカオ博物館は、入場料大人15MOP(約200円)です。
カジノ
カジノは、お金を使わず見学するだけでも構いません。21歳以上なら無料で入場できます。パスポートを持参しましょう。興味がある方は、スロットマシンなら10HKD(約140円)から遊べます。
一攫千金を狙ってみてはいかがでしょうか。カジノに併設のショッピングモールを、ウィンドウショッピングしながら歩くのもおすすめです。ゴージャスな気分になりますよ。
コロアン島
癒されたいなら、バスに乗ってコロアン島まで行きましょう。パンダ館は入場料10MOP(約140円)で、混まずにゆっくりパンダが見られる穴場です。
エッグタルト発祥のお店「ロード・ストウズ・ベーカリー」で熱々のエッグタルト(10MOP、約140円)を食べましょう。甘さ控えめで卵の味が濃厚な、焼プリンのようなフィリングにサクサクのパイ生地がマッチしてとてもおいしいです。
夜景
ギラギラした夜景も、おすすめの無料で楽しめる観光スポットです。リスボアやウィンの噴水、コタイストリップのカジノホテル群は圧巻ですので、ぜひ夜の街を散策してみてください。
節約旅行でマカオを楽しもう!
マカオ旅行は、賢い方法で節約が可能です。手頃な価格で、おいしい食事も楽しめます。カジノがあるおかげで街が潤っているので、観光地は無料か格安の場所が多いのも特徴です。
ギラギラしたカジノのイメージがありますが、実際はのどかでのんびりした部分があり、癒されます。東洋と西洋の交流地点となったマカオで、エキゾチックな旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。