息をのむほど美しいカッパドキアのパノラマが自慢の洞窟ホテル「カッパドキア・ケイブ・リゾート&スパ」

カッパドキア・ケイブ・リゾート&スパ Cappadocia Cave Resort & Spa

カッパドキア全景
photo by ccr-hotels.com

1985年にユネスコの世界遺産に登録された「ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群」。トルコ、アナトリア半島の中央に位置するこの場所には、世界各地から毎年数多くの観光客が訪れます。「妖精の煙突」と呼ばれる奇妙な形の岩々は、太古の火山活動と永年の雨風が作りだしたもの。その壮大な自然美に魅了される人が後を絶ちません。熱気球による奇岩観光が特に有名ですが、洞窟住居を利用した洞窟ホテルに泊まるのもカッパドキア観光の楽しみの1つになっています。

カッパドキア ケーブ リゾート スパ
photo by hotels.com

かつてローマからの迫害を逃れるためにこの地にやってきた、ギリシャ系キリスト教徒たち。彼らが住み着いたと言われるのが、奇岩に穴を掘って作られた洞窟住居です。カッパドキアには洞窟住居を利用した洞窟ホテルが数多く存在しますが、高級洞窟ホテルが多いことで知られているのが、カッパドキア観光の拠点の街の1つ、ウチヒサールです。ウチヒサールはトルコ語で「3つの要塞」を意味し、その名のとおり、街には巨岩の要塞「ウチヒサール城」がシンボルマークのようにそそりたっています。その要塞から500mのところにあるのが、ウチヒサールの中でも最高級と言われる、5つ星洞窟ホテル「カッパドキア・ケイブ・リゾート&スパ」です。

夜空に輝くCAVE RESORT AND SPA
photo by hotels.com

ご覧のとおり、このホテルは、急な崖に沿って住居がひしめきあって建っているような不思議な外観をしています。ホテルというよりも崖に建てられた要塞都市のような趣きです。夜にホテルがライトアップされるとその印象が更に強まります。まわりの奇岩とのコントラストもあり、別世界に来てしまったような、とても幻想的な光景です。

カッパドキア ケーブ リゾート スパの部屋の扉
photo by hotels.com

その奇妙な外観からも想像がつくように、このホテルの部屋は、1つとして同じ作りのものがないのではないかと思わせる多様性が魅力です。お部屋の扉が直接屋外に通じていることも多く、城塞都市の石造りの階段を登った先にある、こんな可愛らしい扉が、あなたのお部屋の入り口だったりします。

洞窟のような造りになっているCAVE RESORT AND SPAの部屋
photo by Travelive

扉を開けると、お部屋の中はこんな感じになっています。こちらはトルコの伝統的で素朴なインテリアでまとめられた「ツインルーム」。カッパドキア産の石を利用した壁は洞窟ホテルの雰囲気をよく醸し出しています。すっきりとして清潔感があり、照明もやや抑えめに設定されているので、落ち着いた空間になっています。床にはトルコの伝統的な織物キリムのラグも。シャワールームなどの設備もついて、全体の大きさが35平方メートルあります。

カッパドキア ケーブ リゾート スパのデラックススイート
photo by hotels.com

こちらは「デラックス・スイート」のお部屋。なんとも個性的で、お部屋の中にジャグジーが置かれています。横の壁を見ると岩をくり抜いてつくられた小さな棚などもあり、洞窟住居の特徴が再現されています。ワイルドな洞窟住居の中にモダンな設備がついた、ちょっと不思議なお部屋。パティオやバルコニーも付いて、広さは45平方メートルです。

カッパドキア・ケイブ・リゾート&スパのスルタン・スイート
photo by ccr-hotels.com

こちらはオスマン朝の王族の気分が味わえる「パディシャ・スイート」。パディシャとはトルコ語でスルタンを意味します。広大なリビングルームに豪華なインテリアがあしらわれた、まるで宮殿の一室のようなお部屋です。ジャグジーバス、ハイドロマッサージシャワーなどのラグジュアリーな設備も完備。専用パティオからはカッパドキアの絶景を王様気分で独り占めできます。広さは約75平方メートルです。

カッパドキア ケーブ リゾート スパからの早朝の眺め
photo by hotels.com

このホテルに泊まったら、ちょっと頑張って早起きをしてみることをオススメします。お部屋や朝食会場のレストランから、こんな素晴らしい光景を見ることができます。朝焼けの中を、沢山の熱気球が一斉に飛び立つ様子はまさに圧巻。きっと一生忘れられない思い出になります。

カッパドキアの風景を見下ろすCAVE RESORT AND SPAのレストランテラス席
photo by purehotels

ウチヒサールの街は、カッパドキア一帯の中でも最高所に位置しています。その中でもさらに高所の崖に沿って建てられたこのホテルからは、息を飲むほど美しいカッパドキアのパノラマが一望できます。レストランのテラス席は特等席。天気の良い日には、こんな絶景を堪能しながら、アナトリアの郷土料理やカッパドキアワインを楽しんでみてはいかがですか。


photo by booking.com

屋外には不思議な形の温水プールも。夏の時期には、大勢のお客様がプールサイドでのんびり日光浴を楽しみます。もちろんこのプールからも眼下の美しい景色を楽しむことができます。プールはもう1つ、屋内にもあるので、天候に左右されずに泳ぎを楽しむことができます。

トルコの伝統的なお風呂ハマム
photo by ccr-hotels.com

トルコの伝統的お風呂「ハマム」も忘れてはいけません。ローマ時代に起源を発し、オスマン帝国時代を経て現代に至るまでの数百年の歴史を持つハマム。日本のように湯船に浸かるのではなく、温めた大理石の上に寝転がり、「ケセジ」と呼ばれる垢すり師に、泡マッサージや垢すりをしてもらいます。白い大理石に囲まれた空間で、トルコならではの異文化体験にぜひチャレンジしてみてください。

カッパドキア・ケイブ・リゾート&スパでのマッサージ
photo by ccr-hotels.com

ホテル名にも含まれているスパでは、充実したサービスを提供しています。各種マッサージもその1つ。タイ・マッサージ、オスマン朝マッサージ、アロマテラビー・マッサージ、スウェーデン・マッサージなどなど、どれも試してみたくなるラインナップです。フィットネス・サロンも併設されていて、思わず何泊もしたくなる設備がいっぱいです。

Ccr ホテルズ&スパ、カッパドキア ケーブ リゾート&スパのレストラン
photo by ccr-hotels.com

お食事はホテルに併設されているPadishah Restaurant(パディシャ・レストラン)でどうぞ。トルコ伝統のアナトリア料理だけでなく、アジア料理、フレンチなども提供されています。ベジタリアンや食品アレルギーに対応したメニューも用意されており、きめ細やかなサービスが人気のレストランです。この地方の名産、カッパドキア・ワインを試してみるのをお忘れなく。

Ccr ホテルズ&スパ、カッパドキア ケーブ リゾート&スパのワイナリー
photo by ccr-hotels.com

カッパドキアの痩せた土地が葡萄の栽培に適していたことから、この地方はワインの産地としても有名になりました。ワイン造りの歴史はとても古く、約1000年前に掘られた地下都市にもワイナリー跡が見つかるほどです。こちらは地下にあるPadishahレストランのワイナリー。温度が一定に保たれる洞窟はワインの保存にはうってつけだとか。岩をくり抜いて作られたワインセラーには、カッパドキアワインだけでなく世界中のワインが用意されています。

カッパドキアの風景をCAVE RESORT AND SPAの部屋の中から見下ろす女性
photo by purehotels

息をのむほど美しいカッパドキアの自然と都会的なリラクゼーションが同時に楽しめる、リゾート型ホテル「カッパドキア・ケイブ・リゾート&スパ」。カッパドキア旅行の際のホテルの選択肢の1つにいかがですか。

 

カッパドキア・ケイブ・リゾート&スパの予約・詳細情報はこちら

 

おすすめの記事