タージ・ウエスト・エンド Taj West End
南インドの中心都市バンガロールには、様々な別名があります。
高温多湿が一般的なインドにあって珍しく涼しい気候から、「インドのガーデンシティ」と呼ばれたり、航空宇宙産業やIT産業が盛んなことから「インドのシリコンバレー」とも呼ばれたりしています。
小さいけれどもモダンな街、バンガロール。
ここは、日本人を含めて、外国人が、快適に過ごせるところです。
そんなバンガロールの中心街に位置するホテルが、「タージ・ウエスト・エンド」です。
バンガロール国際空港から車で約1時間の距離にあります。
100年以上の歴史を誇るバンガロールを代表する最高級のホテルです。
1887年にイギリス人夫婦によって造られたゴシック様式建築の旧館をそのまま残し、2003年にリニューアルしました。
市内中心にあるとは思えないほどに敷地内は緑にあふれています。
バンガロールの別名である「インドのガーデンシティ」の通り、このホテルの庭園は実に見事です。
熱帯性の植物が豊かに茂り、花々も美しく咲き誇っています。
見事な庭からホテルの中に入っても、緑がとても豊かです。
ロビーのいたるところには緑があり、見るものの心を癒してくれます。
緑以外の部分でも、開放的なロビーの雰囲気は非常に落ち着いています。
公共エリアでは、無料の無線インターネットアクセスをご利用いただけます。
両替サービス、日帰り旅行やレンタカーの手配をするツアーデスクを併設しています。
係員付きパーキング サービス は無料です。
客室は全体的に非常にモダンなデザインです。
必要以上にインドを押し出すこともないあたりは、ビジネス客も多いこの地ならではの特徴でしょう。
開放的で明るい客室は暖かい色調のファブリックとテクスチャを使用したデザインで、美しい庭園と水の設備を見渡せます。
心地よくくつろぐことを第一に考えられています。
無線インターネットアクセス (無料)、薄型テレビ、ミニバー、DVD プレーヤー、
コーヒー / ティーメーカーと無料のボトルウォーターをご利用いただけます。
こちらはまた少しタイプの違う客室です。
淡いピンクを基調とした優しい雰囲気の部屋となっております。
数種類の客室がありますので、滞在の目的に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
バスルームも非常にすっきりとした印象です。
洗面台やバスタブは白でまとめられておりますし、それ以外の壁なども落ち着いた色合いです。
バスルームの窓をあけると、そこからは豊かな緑が目に飛び込んできます。
photo by bermaneyeview.blogspot.jp
ホテルの庭です。
広さ20エーカーの美しい庭園がありますので、ゆっくりと散歩をお楽しみいただけます。
降り注ぐ日差しに鳥の声が聞こえる中の散歩は忙しい日常をしばし忘れさせてくれることでしょう。
緑の中にあるオアシスのように、屋外プールがこのホテルにはあります。
このプールで心も体もリラックスできることでしょう。
また、ご滞在をより楽しくお過ごしいただくため、フィットネスセンター, サウナ, ゴルフコース(3km圏内),スパなどのリラクゼーション施設が完備されています。
ここには、様々なレストランやバーがあります。
「マサラクラブ」では伝統的なインド料理を提供していますので、本格的なディナーを希望の方におすすめです。
夜、ライトアップされた庭を眺めながらのディナーは格別です。
「ブルーバー」ではおしゃれな雰囲気の中で様々な種類のアルコールを堪能できます。
気軽に周りのお客と話ができる、そんな雰囲気です。
朝食は是非、緑豊かな美しい庭園を眺められるテラス席で召し上がってみてください。
気持ちの良い空気の中、気分よく一日をスタートさせることが出来るでしょう。
バンガロールの観光名所のひとつブル寺院です。
中心部から結構近く、交通量のある道路沿いにありました。
この町を作った人物が建造した、バンガロールで最古の寺院です。
なんと一枚岩から作成したという高さ4.5m、幅6mのシヴァ神の乗り物、巨大な牛の像(Nandi:ナンディ)ーが祀られています。
なんとも愛嬌のある表情をしています。
体には細かい彫刻がされています。
敬虔なヒンズー教徒が多くお詣りに訪れています。
18世紀マイソール王国時代に造られた、96ヘクタールの広さを誇る美しい大庭園がラールバーグ植物園です。
花々で人形やエッフェルタワーなども製作されていて、見ごたえがあります。
日本庭園もありますが、どこか中国の雰囲気が漂うところがインドらしいですね。
植物園内には大きな湖もあり、ほとりを散策するのも気持ちがよいです。
各国の首相達がこの庭園に来られ、植えた木もあるようです。
やはりインドは多くの自然を庭園にも大胆に取り入れているところが本当に魅力的です。
夜になると植物園内がライトアップされます。
古代植物から熱帯・亜熱帯の珍しい樹木が育ち、春から夏(3~7月)には原色の花で覆われます。
1月と8月にはフラワーショーが開催されます。
ティプ・スルターン宮殿は市内の南に位置しています。
ティプ・スルターンは、対英闘争にその一生を費やした王で、「マイソールの虎」として畏れられた王です。
宮殿はインドでは珍しい木製で二階建てで美しいアーチ型の構造が印象的で風格があります。
1階には小さな写真のギャラリーがあり、ティプの写真や肖像が多数展示されています。
バンガロール最大の卸売り市場シティマーケットは下町の中心地にあります。
ここでは頭上に大荷物を抱えた人々が行き来する人が溢れるインド独特の光景を見ることができます。
この市場の目玉は、広大な花市場です。
バンガロール花市場はインドで最初に開設された花市場です。
1995年にインド政府によって開設され、その後2005年に民営化されました。
現在古い倉庫を改装してセリが行われているのです。
それはもう色とりどりに艶やかに、そのあたりを埋め尽くしています。
インドではヒンズー教のお祭り、結婚式、そして新車購入等、ことあるごとに花が必要になります。
その他には野菜、果物から車の部品、工具、台所用品までところ狭しと並んでいます。
庶民の生活を見聞き知るには最適で、成長するインドのエネルギーを感じます。
バンガロールを優雅に満喫することができる「タージ・ウエスト・エンド」。ぜひバンガロールに滞在する際は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?