古代都市シーギリヤは、南アジアはスリランカの中部州のマータレーに位置する。
ジャングルに佇む巨大な岩の上につくられた宮殿の遺跡があるシーギリヤを作ったのは狂気の王といわれるカシャパ王で、王位を継承するために、父殺し、腹違いの弟を追放、そして最後はインドに亡命した弟との戦いに破れ自殺....と壮絶な物語が語り継がれています。
ライオンの足が際立つ生物のような岩宮殿。
岩山の中腹ある「シーギリヤ・レディ」と呼ばれるフレスコ画の美女たちの妖艶な微笑みでも有名です。これは、カーシャパ王が殺害してしまった父親の霊を鎮めるために描かれたと言われています。
まるでラピュタの世界のような壮大な宮殿である「古代都市シーギリヤ」。狂気の王の作品を眺めに行きたいですね。