登り道は今までにないくらい緩やかでしたが、標高が4000mを越えているだけあって、息苦しさが今までで一番きついです。
そして、15時、アンナプルナBCに到着(標高4130m)です。
既に多くの登山者がいました。
広々としたダイニングで、登山者は各々寛いでいます。
周囲を360度アンナプルナの高峰に囲まれたアンナプルナ・ベースキャンプからは、Ⅰ峰やマチャプチャレ以外にも、アンナプルナ・サウス(7,219m)、シング・チュリ(6,501m)、タルプ・チュリ(5,663m)、アンナプルナⅢ峰(7,565m)、ガンダルバ・チュリ(6,245m)、ヒウン・チュリ(6,441m)といった神々しいばかりのネパールヒマラヤを見ることができます。
【5日目】
翌朝7時半、下山スタートです。
昨日2時間かけたマチュプチュレBCまでの道は足運びも軽くあっという間に駆け降りました。
行きで、2日かけて進んできた距離を1日で進みます。
登りは標高のことも考え、ゆっくりゆっくり登り、それでも息切れして辛いですが、下りは、息は上がらないけれども、容赦なくやってくる下り道が、足首と膝にはかなり辛いです。
高山病の心配がないので、この下り道をそれなりのスピードで駆け降ります。
そして時々思い出したようにやってくる坂道がかなりキツいです。
18時、陽が暮れた頃、再びチョムルン(Chomrong)到着し、宿泊します。