ハンピは、インド南部カルナータカ州にある村で、かつてのヴィジャヤナガル王国の首都であった場所です。
ハンピに残存する都市の遺構は、1986年に「ハンピの建造物群」の名称で世界遺産の文化遺産に登録されました。
ハンピには、26㎢に渡って40以上のヒンドゥー寺院などの遺跡が広範囲に点在しています。
ハンピはとても小さな村で、観光客のための安宿やお店、レストランが数件あるだけ。
牛やヤギ、サルがあちこち歩き回っており、大変のどかな小さな村です。
ハンピの村のシンボルとなるのが、写真のヴィルパークシャ寺院。
他の寺院がほとんど遺跡であり廃墟であるのに対して、この寺院はいまだ人々が祈りを捧げに訪れる生きている遺跡です。
ヴィルパークシャ寺院はハンピの村から一番近い場所に位置しており、村のどこにいても目にすることができます。
そして小さな村を離れ、少し歩けばそこには絶景が広がっています。