同じく旧市街にあるイェディクレの要塞にもチューリップが咲き誇っています。難攻不落と言われたテオドシウスの城壁の最南端にあたるこの要塞。美しい花に囲まれて、まさに「兵どもが夢の跡」といった趣です。
街中至るところで楽しめるチューリップ・フェスティバルですが、ぜひ訪れて欲しいのがメイン会場とも言える「エミルガン公園」。年々有名になっていくラーレ・フェスティバルの影響で、この時期は地元の人たちだけでなく、大勢の旅行者も訪れる観光スポットになりました。
エミルガン公園は新市街側、第二ボスポラス大橋を越えた少し先にあります。ドルマバフチェ宮殿などがあるべシクタシュからエミルガン行きのバスに乗って約30分。中心部からは少し離れた場所になりますが、チューリップとボスポラス海峡の美しさに行って良かったと必ず思えるはずです。
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日本ではあまり見かけない色のチューリップも。その種類の多さと美しさにため息が出ます。
このエミルガン公園に2015年はなんと、192種類、2,800,000本のチューリップを植えたそうです。フェスティバルは4月1日から30日までの1ヶ月間行われていますが、チューリップの見所はフェスティバル後半の4月下旬あたりになりそうです。
トルコの人々の心の花、チューリップ。きっと日本人にとっての桜のような存在なのでしょうね。「イスタンブール・ラーレ・フェスティバル」でトルコの人々を魅了するチューリップの美しさにあなたも触れてみませんか。
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