シャングリ・ラ・ボスポラス・イスタンブール Shangri-La Bosphorus Istanbul
ヨーロッパ大陸とアジア大陸。2つの大陸にまたがる国土を持つトルコ。古来より「東西文明の十字路」として栄えてきました。両大陸を隔てているのがボスポラス海峡。幅は最も広い地点で3700m、最も狭い地点でわずか800mの海峡ですが、豪華客船や市民の足である定期船、観光フェリーなどが行き交う活気溢れる海峡です。
ボスポラス海峡沿いはその風光明媚な土地柄から華麗な宮殿やモスクなどが点在しています。有名なところではオスマン帝国時代、スルタンの居城だった「ドルマバフチェ宮殿」。そのすぐお隣というベストロケーションに、2013年5月、「シャングリ・ラ・ボスポラス・ イスタンブール」がオープンしました。13階建ての新しいホテルは、歴史的な外観を守るため6フロアは地下に建設されました。
シャングリ・ラといえば香港に拠点を持つ高級ホテルチェーンとして世界的に有名です。ホテルのロビーにはバロック様式のゴージャスな家具に混じって東洋の陶器が飾られており、シャングリ・ラのアイデンティティーを感じさせます。ある意味、東西文明の十字路として機能したイスタンブールにふさわしいホテルと言えます。
ホテル内の美しさにはため息がでます。豪華なシャンデリアがきらめき、ドーム型の美しい窓天井がついた吹き抜けのスペースは閉塞感を全く感じさせません。
お部屋は全部で186室。11のカテゴリーから選ぶことができます。どのお部屋も広々としており、ソフトブルーを基調とした上品なテイストのインテリアです。
お部屋にはイスタンブールの街並みやホテルの中庭が見えるタイプもありますが、やはりここはボスポラス海峡側のお部屋を選びたいもの。こちらは「デラックス・ボスポラス・ルーム」で広さは約42平方メートル。窓の向こうには大型船が行き交う活気あるボスポラス海峡が。一日中見ていても飽きません。
こちらはポスポラス海峡に最も近い、ホテルのコーナー部分に用意されている「デラックス・ボスポラス・スイート」。角部屋の特徴を生かして付けられた窓からは、ボスポラス海峡の絶景を広角で楽しむことができます。このお部屋にはこのリビングスペース以外に、接客やミーティングなどに利用できる豪華なスペースやゲスト用バスルームも備わっています。
ホテルの6階には「バルバドス・スイート」が用意されています。こちらの自慢はホテル最上階からの眺め。2カ所の専用テラスからはイスタンブールの街並みとボスポラス海峡両方を楽しむことができます。日当たりの良い、とても明るいお部屋です。
こちらは「バルバドス・スイート」のリビングスペース。オリエンタルな絵画やアート作品で飾られた、美しく上質な空間になっています。「バルバドス・スイート」には、ゲスト専用のバスルームやダイニングスペースが用意されています。
大理石でできたシックなバスルームは黒が基調。独立したシャワーとバスタブのついた広々としたバスルームです。アメニティはブルガリを使用しています。
ホテル内にあるCHI The Spa(チ・スパ)にはハマムが併設されているので、トルコ式入浴法を体験してみるのも良いかも知れません。温められた大理石に寝転がると、優秀なケセジ(垢すり師)が垢すりや泡マッサージを施してくれます。ハマムトリートメントは旅の疲れを癒すのに最適です。
オリエンタルの香りただようシャングリ・ラらしいトリートメント・ルーム。熟練のセラピストによるリラクゼーションやマッサージプログラムが用意されています。
お食事はこのホテルの看板レストラン、香宮(シャン・パレス)でどうぞ。「シャングリ・ラの味をイスタンブールに」をコンセプトに中国人シェフによるハイレベルな中華料理や飲茶が提供されています。その味はイスタンブール随一と言われ、在留邦人の間でも絶大な人気を誇っています。トルコ料理に少し飽きてしまった、なんて時にはうれしい味わいです。
各種中国茶も用意され、カンフー・ティーマスターによる特別パフォーマンスも楽しめます。
ホテル内にあるもう1つのレストランIST TOO(イスト・ツー)では、ボスポラス海峡の素晴らしい景観を眺めながら、地中海料理やアジア料理を楽しむことができます。日本人シェフによる寿司バー、グリルステーションなどがあり、こちらのレストランも大人気です。
photo by expedia.co.jp
photo by expedia.co.jp
photo by tour.ne.jp
ボスポラス海峡の美しさと、アジア流のおもてなしが魅力の「シャングリ・ラ・ボスポラス・イスタンブール」。東西の十字路イスタンブールを象徴するようなこのホテルで、ゆっくりと休日を楽しんでみるのはいかがですか。
シャングリ・ラ・ボスポラス・イスタンブールの予約・詳細情報はこちら