トルコにある絵本に出てくるような世界遺産の街「サフランボル」
イスタンブールからバスで約６時間。黒海沿岸地方の険しい山々に囲まれた谷にその街はあります。白壁とオレンジ色の屋根が美しい、世界遺産の街「サフランボル」です。絵本のような美しい街並みと人々の素朴な日常が営まれているこの街は、ずっと滞在していたくなる魅力に溢れています。
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街角では針仕事にいそしむ女性の姿が。この街は古くから手工芸が盛んで革製品や木彫り、手編みレースなどの製品を扱う店も多く見られます。
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サフランボルは鍛冶の街としても有名です。鍛冶屋が並ぶ鍛冶屋横丁では、そこかしこで火花が散り、鉄を打つ音が響いています。今現在も商業都市としてきちんと機能しています。メルヘンチックな街の中でも人々の生活は変わらず続いています。
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街の中心地にある大小の赤いドームが並ぶこの建物はトルコの入浴施設ハマム。こちらも歴史的建造物ですが、現在も営業を続行中。もくもく煙を立ててがんばっています。ずっと昔からたくさんの旅人たちの疲れを癒してきたのでしょう。
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かつては交易の要衝として栄えた街なので、隊商たちのお宿、キャラバンサライもあります。17世紀に建てられたこのキャラバンサライは、中庭を囲むように口の字の形をしており、小さな煙突がたくさん突き出ている特徴的な建物です。現在はリノベーションされ、ホテルやカフェ、レストランとして使用されています。
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一般家庭の古民家も当時の生活の様子を伝える博物館として公開されていたり、ホテルにリノベーションされています。サフランボルに来たからにはぜひ古民家ホテルに泊まりたいもの。こちらはその１つ「ダディブラ・コナック・ホテル」。
