「エフェス考古学博物館」の近くには「アルテミス神殿跡」も。こちらはエフェス遺跡の敷地外になりますが、かつて世界の七大不思議にも数えられた、総大理石の壮麗な神殿だったようです。世界の七不思議のリストの編纂者であるアンティパトレスも「見よ、オリンポスを別にすれば、かつて日の下にこれほどのものはなかった」と絶賛しています。現在は原型をとどめておらず、窪地の中に1本、柱が残っているだけです。
古代都市がそのまま丸ごと遺跡になった「エフェスの古代都市遺跡」。そのスケールの壮大さは、訪れる人を古の昔に引き戻す静かな迫力に満ちています。